「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉でおなじみ、過ごしやすい「お彼岸」の時期になりました。お彼岸といえば、お墓参りですよね。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、著者の真井花さんが「お墓の掃除」について、ぜひやっていただきたいとオススメしている方法があるようです。一年中雨風にさらされている墓石を、この機会にぜひピッカピカにしてあげてください。
お墓のお掃除
さて、本日は年に数回しかお掃除しないもののお話。
もうすぐ
・秋のお彼岸
ですね! 暑さ寒さも彼岸までと言いますから、今年の激烈な暑さもそろそろ終息するんでしょう。なんだかホッとしますね(*´∀`*)=3
さて、お彼岸と言えば
・お墓参り
毎日お参りする人はいないでしょうけど、せめて年に数回はお参りしていたいものです。そして、お墓参りに行ったら是非…必ずやってほしいのが
・お墓のお掃除
です。いや、お墓はかなり丈夫ですが、それでも
・一年中風雨にさらされている…
んです。そりゃどうしても少しずつは劣化していっています。
お墓を建てたことのある方はご存じでしょうが、お墓って
・ビックリするほど高い!
んですよ。墓石の種類にも依りますが、100万以上するものも少なくないですから。それを設置して、他の造作も作ってって…ほんとコレが雨ざらしのまま放置されるのはナイだろうってくらい高いんですよ。
ま、それでもね。ちゃんと手入れしていても経年劣化は避けられないんですが、デリケートなお肌みたいなお墓をたまには掃除してあげてもいいんじゃないかと(^Д^)
お墓は建てた直後から風雨にさらされて、それがずっと続きます。なので、お墓を建ててからだいたい
・10年くらいから
急激に墓石の傷みが目立ち始めます。
そう、目立ち始めるのです。実はもっと前から傷みは進んでいたんですが、見えないんですよね。
この時期に見つけたカビやシミは、ここで取り除いておかないと墓石の劣化が急速に進行するようになってしまいます。もし見つけたら是非手をかけてくださいね。
他方で
・まだ10年は経っていないよ♪
という方は、是非放置せずお掃除してあげてくださいね。
お墓のお掃除のための一番重要なポイントは
・金たわしで洗わない
ことです( ̄∇ ̄) あ、ついやっちゃった? あらら。これをやってしまうと
・石が傷ついてしまうんです。
そして、そこから水やヨゴレが入って、カビや破損の原因になるんです。なので、金だわしはもってのほかですが、それ以外の堅めのブラシなども避けた方が無難です。
傷つけないようにするために
・文字など細かいところは歯ブラシでコシコシ
・他はスポンジと雑巾で
洗うのが正解です。多くのお寺では水を汲む手桶とひしゃくは貸してくれますが雑巾やスポンジはナイんじゃないでしょうか。各自がお墓参りに行くときに持参する必要があるんでしょうね。
こうしてお掃除していて
・あれ? こんなところにヒビが…
と気がついた場合。是非業者に頼んで補修してもらいましょう。ヒビには水が入っていくので、大きくなることはあっても小さくなることはありません。放置すれば、その部分が
・剥離
してしまうだけですからね。
ご先祖さまとのつながりを意識できるお彼岸。是非お墓をお掃除してあげてくださいね。
image by: Shutterstock.com