MAG2 NEWS MENU

冬場がチャンス。冷え性解消やヤセ体質も期待できる食品3選

「冷え性は太りにくい」との誤解もあるようですが、事実は全く逆で、代謝の低さからむしろ太りやすくなるそうです。ところが、そんな悩みを吹き飛ばしてくれる「冬の季節の強い味方」が! 今回の無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、体温を上げ冷え性を解消する可能性だけでなく、いつの間にかダイエット体質にまでしてくれる可能性もあるという食品を紹介しています。

痩せ体質になれる食べ物

寒くなるにつれて冷え性が気になる人も多いのではないでしょうか。体温が低いと腸内環境が悪くなりやすかったり、免疫力が低下したり、健康な女性でも低体温だと痩せにくくなってしまうのだそうです。そこで今回は、体温を高めて痩せ体質にしてくれる可能性がある食品をご紹介。

1.定番中の定番生姜

中医営養学では全身を温め冷えによる不調を整えると言われており、生姜の辛味成分であるジンゲロールは、加熱または乾燥させるとショウガオールという辛味成分に変わり、このショウガオールを摂ると、胃や腸の壁を刺激して体内の温度を上げるのだそう。

だから体の芯がカァ~っと熱くなってきて、代謝を上げたり血行が良くなって、冷え性の改善に役立つらしいです。とくに、完全に乾燥させた生姜は効果抜群のようですので、スーパーなどで買うのもいいですが、ご自身で生姜を乾燥させてみてはいかがでしょう。

2.コリアンダー

カレーに独特のうま味や甘さを加えるために使われるのが、コリアンダーというスパイス。香り高いクミンと組み合わせればチキンソテーなどにも使える、実は便利なスパイスなのだそうです。

中医営養学では温性に属し血液循環を促進する作用があるとされていて、このコリアンダーはコリアンダーシードとも呼ばれるように種の部分だそうで、同じような作用があるのが、タイ料理に使われるパクチーや中華料理で使われる香菜(シャンツァイ)。

こちらは葉の部分というだけで、実はコリアンダー、パクチー、香菜は同じ食物らしいです。葉の部分は独特の強い香りがあるため好みが分かれると思いますが、コリアンダーシードを紅茶に加えて飲むというのも一つの方法ですね。

3.シナモン

中医営養学でシナモン(肉桂)は血管を拡張し血液の循環を高め冷えによる腹痛や生理痛に有効であるとされているそうですが、熱性といって緩やかに体を温める温性よりも強い作用があるため、摂り過ぎには注意が必要とのことです。

またシナモンには、老化の原因である糖化を防ぐ働きもあるため、肌のくすみやタルミが気になる女性にも嬉しい食品だそう。1日わずかティースプーンに半分程度の量で体温を上げ、糖化も防いでくれるので、紅茶などに入れれば無理なく摂ることができそうです。

日に日に気温が下がるこれからの時期は、体温の維持にエネルギーを使うため、ダイエット女子にはチャンスの季節でもあり、体温が上がればその体温を作るために更なるエネルギーが使われ、痩せやすく太りにくい体質づくりができるそうですので、ぜひ上手く活用しましょう。

image by: Shutterstock.com

美容と健康ひとくちメモこの著者の記事一覧

日常の何気ない食物にも意外な効用を持つものがあります。そんなちょっとしたうんちくをホームページで掲載している「美容と健康ひとくちメモ」を日刊でお送りします。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 美容と健康ひとくちメモ 』

【著者】 美容と健康ひとくちメモ 【発行周期】 日刊

print

シェアランキング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MAG2 NEWSの最新情報をお届け