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ぴえん、べびたっぴ…女子中高生の2019年流行語、いくつ分かる?

2019年の新語・流行語大賞の年間大賞は「ONE TEAM」に決まりましたが、女子中高生の流行語とは少し隔たりがあるようです。

令和元年となった今年、女子中高生の間で流行ったものは一体何だったのでしょう?株式会社AMFが女子中高生に対して実施した「2019年の流行語大賞」の結果を、「ヒト・モノ・アプリ・コトバ」の4部門に分けてご紹介します。

JC・JK流行語大賞2019「ヒト部門」

1位に輝いたのは、4人組ピアノポップバンドの「Official 髭男dism」です。通称”髭男”として親しまれ、「何回聞いても飽きない」というメロディーと歌詞から、YouTubeやサブスクを通して女子中高生の間で大流行。国内配信チャートでも上位を独占し、今年1年を代表するアーティストとなりました。

2位の「横浜流星」さんは、株式会社AMFが行ったJCJK流行語大賞2019上半期でも選出され、年間大賞でもランクイン。中性的な顔立ちから“美しすぎる枠”で女子中高生の人気を獲得しました。

3位の「フワちゃん」は、独特の言葉選びや奇抜な行動が面白すぎるとSNSから火が付き、YouTubeでの投稿やTwitterでの発信内容が話題に。男女ともに人気を獲得しています。

JC・JK流行語大賞2019「モノ部門」

2週間で-10kg痩せる「ハンドクラップダンス」が1位を獲得。Fitz and the TantrumsのHandclapの曲に合わせて激しく踊る韓国人YouTuberの動画が話題となり、激しいダンスながら簡単な振り付けと楽曲のノリやすさで運動会や文化祭で度々披露され、人気となりました。

2位の「PRODUCE101 JAPAN」通称「日プ」は、韓国の人気サバイバルオーディション番組の日本版で「国プ」と呼ばれる視聴者が投票しデビューメンバーを選ぶ斬新な選考方法と、番組中に見せる完成度の高いパフォーマンスで新たに関心を集めました。SNS上では、放送中に番組名が毎回トレンド1位を獲得するなど女子中高生を中心に広がっています。

JC・JK流行語大賞2019「アプリ部門」

1位は「SODA」です。昨年の2019JC・JKトレンド予測で株式会社AMFが流行を予測した後、JCJK流行語大賞2019上半期でも選出され、今回年間大賞でもランクインしました。撮影する瞬間からされる加工機能が盛れると話題になり、撮影する際はSODAを中心としたカメラアプリでの撮影が暗黙の了解に。ノーマルカメラで撮影するのはマナー違反になるなど女子中高生の生活に深く浸透しています。

5位の「Uber Eats」は、フードデリバリーのアプリですが、家でNetflixやサブスクコンテンツを観ながら女子会を楽しんだり、公園でデートの際に頼むなどカップルや友達同士での幅広い使い方が楽しめることで人気を獲得しました。

JC・JK流行語大賞2019「コトバ部門」

1位に選ばれた「ぴえん」は、残念な出来事があった際に使用されています。泣き声の「ぴえーん」を省略化し、より汎用性の高いぴえんとして、今年多くの女子中高生の会話の中で使用されました。語尾につけたり、Instagramのストーリーにその日の出来事とともに使用することが多いようです。

2位の「べびたっぴ」は、TikTok内でタピオカにストローを刺す時の掛け声として一躍人気の言葉となりました。多くの女子中高生が真似して、タピオカ以外の飲み物を飲む際の掛け声としても使用されています。

3位の「KP」は、JCJK流行語大賞2018上半期でも選出され、年間大賞でもランクインしました。2位に引き続き飲み物を飲む時の乾杯(=KP)の掛け声として、一年を通して使用されています。

今年の流行をふり返ると、女子中高生たちは、「ハンドクラップダンス」や「フワちゃん」「PRODUCE101 JAPAN」など、モノを中心に、より良質でみんなで楽しめるエキサイティングな動画コンテンツに非常に熱狂していた1年であったといえます。

また「ぴえん」や「べびたっぴ」「3150」など、コトバの意味や中身よりも響きやすさキャッチーさが重要視され、ワードも”映え”であることを女子中高生たちが求めていることがわかります。

来年はどのようなトレンドが誕生するのでしょうか。若者たちの流行からも目が離せませんね。

source: PR TIMES

image by: PR TIMESshutterstock.com

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