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「沢尻より川口の方がイイ」大河『麒麟がくる』初回の評判は?

大河ドラマ「麒麟がくる」視聴率19.1%で出足好調

NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の放送が19日夜、ついにスタートしました。産経新聞朝日新聞によると、ビデオリサーチから発表された平均視聴率は、関東地区で19.1%、関西地区では19・3%と上々のスタート。大河ドラマの初回19%超えは、平成28年放送の「真田丸」以来4年ぶりだと言います。

初回放送をめぐっては、織田信長の正妻となる帰蝶役で出演予定だった女優の沢尻エリカ被告が、麻薬取締法違反の疑いで昨年逮捕、起訴され、撮り直しのため当初の予定から2週間遅れるという波乱含みでした。それもあってか、放送前から多くの注目を集めていた『麒麟がくる』。

そんな気になる初回の放送、実際に見たという皆さんの感想はどうだったのでしょうか? ネットでの評判を見ていきましょう。

と、おおむね好評だった様子。さらに、「見た目が似てる」と噂の二人、松永久秀役の吉田鋼太郎さんと「辻屋」の店主・宗次郎役の大塚明夫さんが対峙するシーンがあったことも話題に。あまりに瓜二つなため、ネット上では騒然となっていたようです。



川口春奈も初回から登場

そして、キャスト面といえば、やはり気になったのが沢尻エリカ被告の代役として、急きょ帰蝶役を演じることになった川口春奈さん。準備期間はわずか2週間だったともいわれ、その演技が注目される中、初回放送での登場シーンは…実はありました。馬に乗ってさっそうと城に向かうシーンこそ顔は映りませんでしたが、父・道三に「父上が戦を始めると聞き、馬を飛ばして帰って参りました」「御陣にお加え頂きたく」などりりしく訴えました。

時間がなかっただけではなく、大きな重圧がのしかかる中、奮闘する川口さんの演技に、ネット上では好印象を抱いた人が多いようでした。

視聴率も話題性も上々のスタートを切ったNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。注目はキャストやストーリーだけではなく、その映し出される画面。今回、大河ドラマとしては初めて高精細な4Kカメラで全編を撮影しており、派手な色彩が放送中からネット上で話題になっていました。こちらの映像美に関してはネット上で賛否が分かれた模様。




『麒麟がくる』のタイトルに込められた思い

19日夜からスタートした『麒麟がくる』。主人公・光秀を演じるのは、長谷川博己さん。室町幕府が衰退する中、下克上がかなう時代になった1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」であった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描していくストーリー。

領地を荒らす野盗を撃退した際、明智光秀(長谷川博己)は、その頭領が持っていた「鉄砲」という見たことのない武器に興味を持つ。美濃守護代・斎藤氏の名跡を継ぐ斎藤道三(本木雅弘)に掛け合い、ある約束と引き換えに、鉄砲がどういうものか探る旅に出る。堺ではひょんなことから三好長慶の家臣・松永久秀(吉田鋼太郎)に気に入られる。次に向かった京では、名医と名高い望月東庵(堺 正章)と出会うが、大のばくち好きで、本当に名医なのかヤブ医者なのかわからない。そんな中、大名同士の抗争が始まり、町は大火事になる…(NHKよりあらすじを引用)。

期待は高まるばかりですが、ドラマのタイトルにもなっている「麒麟がくる」とは、一体どういう意味なのでしょうか? 放送開始前から、「ピンとこない」「タイトルの意味がわからない」などという声がよく聞かれましたが、NHKによると、「仁政(民衆に恵み深い政治)を行う王の元に現れるとされる伝説の動物『麒麟』が由来となっており、モチーフとしての麒麟が何者で、如何にして何れの英雄の前に現れるのかを問うていく物語となる」ということです。
このタイトルに関して、ネット上でも様々な反応があるようです。

大きなトラブルがありながらも、上々のスタートを切ったNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。これから一年間、どのような物語が展開されていくのでしょうか? 日曜夜から目が離せません。

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image by: MAG2NEWS

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