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武田薬品が新型コロナウイルス治療薬開発へ。ネット賞賛の声

全世界で新型コロナウイルスの感染者が9万人以上、死者数は3000人越え(3月4日現在)。感染者は日に日に増える一方だ。連日暗いニュースばかりが流れる中、少し明るいニュースが話題となっている。武田薬品工業が新型コロナウイルスの治療薬を開発すると発表したのだ。


武田薬品が新型コロナウイルス治療薬の開発へ

待ちに待ったニュースだと言えるかもしれない。武田薬品工業が4日、新型コロナウイルスの治療薬を開発すると発表。血液由来の医薬品開発技術を使って新規治療薬を開発するとし、人での安全性や有効性を確かめる臨床試験(治験)を早期に始め、最短9カ月程度で実用化すると日本経済新聞が伝えている。

新たな治療薬は新型コロナウイルス感染症から回復した患者の血液中の抗体を活用して作る。患者に投与することで免疫力を高め、感染症から回復する可能性を大きくすることが期待できるという。

産経新聞によると、武田薬品は開発を進めるため日本を含むアジアや米国、欧州の規制当局と協議していて、製造は米・ジョージア州の工場の隔離されたエリアで行うという。既に関連する技術は特定済みだとし、新型コロナウイルス治療薬の開発に自信をのぞかせている。

ネットでは武田薬品を応援する声が多数

新型コロナウイルスに対しては、米ギリアド・サイエンシズやアッヴィ、富士フイルムの医薬品がこれまで有効とされていた。中国の病理診断で心臓や肝臓、脳にも異常をきたすことが判明する中、治療薬の早期実用化が望まれている。







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source:日本経済新聞産経新聞

image by:shutterstock

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