ビジネスにおいても、私生活でもどちらを選ぶかの大きな分岐点に差し掛かる─。これは長い人生の間で何回か起き得ます。その時、どんなことを基準にして選べばよいのでしょうか? 迷ったときは、「より多くの人に良い影響を与える方を選ぶ」べきだと語るのは、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』著者の佐藤しょ~おんさん。佐藤さんがそう断言する納得の理由とは?
みんなのためになること
会社での出世でも、開運でも同じなんですが、どれだけ多くの人に良き影響を与えたのかがキーになるんですよ。
だから一番ダメなのが、自分の利益になることだけを追いかける人です。これは良き影響が自分だけにフォーカスされていますから、他からエネルギーが入って来ないんですね。
自分以外に他の誰かに良き影響を与えたら、その人からあなたに向かってプラスのエネルギーがやってくるわけで、それがあなたの評判や評価になったり、あなたの運勢に良い影響を与えたりするわけです。
そう考えたら、人生の分岐点でどちらかの道を選ばなきゃならないという時には、
● より多くの人に良い影響を与える方を選ぶ
のが良いわけですね。
こんなのは当たり前だと思うかもしれませんが、いざ岐路に立った時にこのことに思いが至る人って実は少ないんですよ。
そして仕事って、どんな仕事をしても、結局のところ、どれだけ多くの人に良い影響を与えたのかで評価が決まるんですよ。権力って影響力の及ぶ範囲の広さと深さのことですから、あなたの会社では間違いなく社長が、一番大きな影響を与えられるポジションにいるんですね。
権力イコール影響力の範囲と深さだということが分かって、そこで良き影響を与えるのが良いのだと分かったら、普段からここを意識して良き影響を与えることを心がけたら、会社では勝手に出世しちゃうってことですよ。
私が基本編セミナーで解説する智の道とは、そんな他者に対する良き影響を与えることが、自分の喜びになったり、自分の利益に繋がったりするような生き方を模索してみようねということなんです。そうするとこの思考と行動が開運に繋がるわけですよ。
だから私のセミナーを受講した多くの人が、なぜだか分からないけど、運が良くなって人生のレールが今までとは違う方向に曲がってしまうということが起こるんです。
逆に言えば、全てのセミナーを受講しても他者に(できれば多くの人に)良き影響を与えることを考えない、実践しないのであれば、その人の人生が良くなることなどないのですよ。
ちなみにこれは仕事だけに限らず、有志で集まるコミュニティーでも同じなんですよ。飲み会をするとか、BBQをやるとか、遊びに行くとか、友達と集まってワイワイ楽しむ機会ってありますよね。そのウラには、そんな会を運営するために、みんなに楽しい想いをしてもらうために、骨を折っている人たちつまり、みんなのためになることをやっている人たちがいるんです。
仕事はまだ分かるんですよ。おカネが絡むから。おカネをもらっているんだから、なにがしかのことをやるのは当たり前だと考えることも可能です。サービス業なんてまさに、お客さんに気持ち良くなってもらうことがビジネスのゴールになっていますからね。
ところが、プライベートの有志が集まるコミュニティーってそうじゃないですよね。でも人が集まって円滑に何かことが進むようにするためには、あなたの知らない誰かが、あなたが知らないところで、何かをやってくれているわけ。そんな感じで貢献している人と、誰かがお膳立てをしたことに乗っかって楽しんでいるだけの人とでは、ここから先の運勢に違いが出るのは当たり前ですよね。
だから運勢を良くしたいと考えるのであれば、そういう機会に巡り会ったら率先して、
● みんなのためになることって何だろうな?
と考えて、それを実践するんですよ。
これもまた行動習慣ですから、何度もやっていると自然にそう振る舞えるようになりますから。
こんなことで運勢が変わるんだったら、誰でもできますよね。
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