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BTSのグラミー賞獲得はなぜ「難しい」か? back numberとコラボ『シグナル』主題歌で世界覇権狙うも、立ちはだかる高い高い壁…

韓国の人気男性アイドルグループ・BTS(防弾少年団)が坂口健太郎(29)が主演を務める映画『劇場版シグナル  長期未解決事件捜査班』(4月2日公開)の主題歌を担当することがわかった。新曲「Film out」は3人組ロックバンド・back numberとのコラボ曲で、一部音源が予告映像で公開された。

新曲はジョングクと清水依与吏の共作

今回の映画は韓国の同名ドラマをリメイクし、2018年に放送された連続ドラマ「シグナル  長期未解決事件捜査班」の劇場版。坂口演じる刑事の三枝が謎の無線機で過去に生きる刑事と通信しながら未解決事件の解明に挑む姿が描かれる。

ドラマ版の主題歌「Don’t Leave Me」を書き下ろしたBTSに映画関係者が再びオファー。

音楽番組出演をきっかけに面識があったback numberにBTSが楽曲プロデュースを依頼し、今回のコラボレーションが実現した。

主題歌に決定した「Film out」はしっとりと聴かせるバラード曲。

ベースとなるメロディラインを清水依与吏(back number)が作成し、そこへジョングク(BTS)が新しいメロディを提案するなどなどして完成させた。

ファンたちの間では、「まさかのコラボ!早くフルで聴きたい」「曲も映画も待ち遠しい」「これは最強の日韓コラボなのでは?」「BTSに楽曲提供ってback number凄いな」など、早くも期待する声が上がっている。

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BTSはアリアナ・グランデともコラボか

back numberだけではない。BTSは世界的なトップアーティストとのコラボレーションも行おうとしている。

そのお相手は、アメリカの人気歌手、アリアナ・グランデ(27)。

BTSとアリアナコラボの噂はこれまでにも何度かささやかれてきたが、まだ実現していない。しかし、今回の話は信ぴょう性が高いのではとみられている。

お互いにファンであることを以前から公言しており、メンバーのRMも昨年行われたインタビューの中で、「僕らはいつだってアリアナとコラボしたいと思っている」とコメント。

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その思いは強いようで、「僕らとコラボしてください、アリ!」と熱烈なラブコールを送っている。

昨年のグラミー賞でBTSのリハーサルを見学したというアリアナは、RMのインタビュー映像に返信する形でツイッターを投稿。

「正直……彼らが何かのリハーサルを行ってる様子を見学することができたんだけど、今まで私が見た中で最も素晴らしかった。これは冗談じゃないよ。私叫んでたんだから。ずっとそのことばかり話してて、今も話すのを止められない」と興奮した様子でツイートしている。

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現時点でBTSやアリアナ側からは、コラボに関して特別な言及はないが、水面下で話が進んでいる可能性もあり、今後驚きの発表があるかもしれない。

秋元康との幻のコラボ曲「Bird」

他の国のアーティストたちとのコラボを加速化させているBTS。実はこれまでにも数多くのトップアーティストたちとコラボレーションしてきた。

通算12週に渡り全米シングルチャートの首位に君臨した歌姫・ホールジーもそのひとり。2019年4月にコラボ曲「Boy With Luv feat. Halsey」をリリースしている。

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このコラボは大成功を収め、ミュージックビデオの再生回数は10億回を突破、ビルボードにも8週連続チャートインするなど大ヒットを記録。世界的な人気を集めた。

他にもBTSはエド・シーラン、スティーヴ・アオキ、シーア、トロイ・シヴァンなどとコラボしている。

そんなBTSだが、実は日本でもあの大物プロデューサーとのコラボレーション話があった。作詞家の秋元康氏だ。

秋元氏といえば、おにゃんこクラブをはじめAKB48などの坂道グループをプロデュースしてきたことで知られるが、BTSともタッグを組もうとしていた。

2018年9月、BTSは秋元氏が作詞した日本のオリジナル曲「Bird」を2か月後にリリースすると発表。しかし、その3日後にはこのコラボが白紙になってしまう。

その理由は、コラボ報道直後から始まった日韓ファンたちの猛烈な抗議。

2018年といえば、徴用工訴訟や自衛隊機に向けて射撃レーダーが照射されるなど、日韓関係の悪化がより深刻になったころ。政治的な背景が大きな要因となり、BTSと秋元康氏のコラボレーションは実現しなかった。

BTS幻の曲となってしまった「Bird」。もし発売に至っていれば、今とはまた違う状況となっていたかもしれない。

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BTSはグラミー賞を獲得することができるのか

新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた「第63回グラミー賞」は、現地時間2021年3月14日に開催される。

最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ/デュオ部門)にノミネートされているBTS、彼らがグラミー賞を獲得できるかどうかに注目が集まっている。

同じくノミネートされたのは、レディー・ガガ&アリアナ・グランデ「Rain on Me」、J. バルヴィン&デュア・リパ&バッド・バニー& Tainy「UN DIA (ONE DAY)」、ジャスティン・ビーバー feat.クエイヴォ「Intentions」、テイラー・スウィフトfeat.ボン・イヴェール「exile」と、手強いライバルばかり。

とはいえ、BTSも「Dynamite」がビルボードのシングルチャートで1位を獲得するなど、一大ムーブメントを巻き起こし、大活躍を見せた。「今年のグラミー賞はBTSで決まり」と予想する専門家もいる。

果たして、BTSはグラミー賞獲得という偉業を成し遂げることができるのか?

しかし、これまでのグラミー賞の特性を考えると、BTSが栄冠に輝くのはやや難しいかもしれない。

というのも、グラミー賞で投票権を持つレコーディング・アカデミー会員の多くが、スタジオミュージシャン。そのため、楽曲制作能力や高い演奏能力を発揮するアーティストが有利と言われているからだ。

BTSのメンバーたちも楽曲制作には積極的に参加しているが、他の候補者たちと比較してどう見られるかがカギとなる。

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また、BTSはアーティストというより、アイドルというイメージが強い。総じてグラミー賞ではポップスターの評価が低く、これまでにもワン・ダイレクションやバックストリート・ボーイズなどは受賞を逃している。

いずれにせよ、強力なライバルたちと熾烈を極めることになるであろう今年のグラミー賞。もしBTSがグラミー賞を獲得できれば、快挙となることだけは間違いない。

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image by : Featureflash Photo Agency / shutterstock

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