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上司から指示されたら負け。自分を追い込むために必要な発想とは

指示を待つだけの人間が会社の生産性を下げると指摘されて久しいですが、そのような姿勢はまた、自らの未来を暗いものにしてしまう可能性も高いようです。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、近未来の日本で生き延びていくために必要な2つのポイントを紹介するとともに、指示を受けなければ動けないタイプの行く末を暗示。さらに望む未来を手に入れるために身につけるべき考え方をレクチャーしています。

能動的に生き残る

自分の頭で考えて、自分の意志で行動する。

今からの時代は、この二点が具わっていない人には厳しいモノになると思います。なぜならば、会社も社会も自分のことで手一杯で、あなたを顧みる余裕がなくなるからです。今までの日本は、まだ余裕があったんですよ。福祉なんてのは余裕があるからできることなんです。

ところが人口減で高齢化社会になって、経済的に日本が厳しい状況に追い込まれると、社会全体が、自分のことで手一杯で、他の人のことを考える余裕がなくなるんです。

これは戦時中とか終戦直後と同じです。誰も他者のことを気に掛けず、自分と自分の家族のことだけで精一杯だった時代があったわけです。あの時に、

 ● 自分の頭で考えて、自分の意志で行動する

の二つができなかった人は、生き延びることができなかったんです。それと同じような時代がそろそろ来る(というか既に来つつある)のですよ。

こんな時代に待ちの姿勢で生きていると、他の人からドンドン追い抜かれます。欲しいモノ、手に入れたいモノがあるのなら、自ら自分が動かなきゃならないの。

そんな時代に、あなたのことを考えて、あなたに指示を出してくれる人なんていないんですから。指示をもらえると考えること自体が、甘えているんですよ。

この世というのは、確かに頭が良い人、強運を持っている人が幸せになりやすいのですが、能動的に動くかどうかというのは、そのひとつ前の条件ですからね。いくら頭が良くても、何も行動しない人には、「何も起こらない」という未来しか存在しないんです。強運というのは、行動することが前提になっているんですから、いくら運が良くてもソファーで寝転んでいるだけの人に、何か良いことが起こるとは考えにくいんてす。

あなたの人生はあなたのモノで、あなたが責任を持たなきゃならないんです。どんな未来になろうとも。

そういう構図の中で、能動的に行動しなかった結果、望む未来を手にできなかったとなったら後悔しませんか?まさか、

 ■ あなたが指示してくれなかったから、私は不幸になったんです!

って誰かを非難するつもりですか?そうしたければどうぞご自由にという話になるんですが、それでもそんな責任は誰も取ってくれませんよ。それが人生ですから。

人生に於いて自己憐憫ほど役に立たないものはないんですよ。私はツイていない、私はこんなに可哀想っていくら叫んでも、アピールしても、そこで泣き喚いても、誰もあなたに施しなんてしてくれませんよ。特に、社会全体に余裕がなくなるであろう近未来の日本では。

これが小学生の子供だというのなら、それは何か支援をしなきゃなりませんし、そのための福祉制度は維持しなきゃなりません。でもオトナがオトナに対してそれを期待するのは、間違っているとは言いませんが、これからの時代はかなり望み薄な結果になると思います。

会社で誰かから指示をもらわないと動けない、動かないという人は、質的には同じなんです。つまり、幸せになりにくいということです。

むしろ自分で考えたことを突っ走って、「お前はちょっとやり過ぎ!」って言われるくらいがちょうど良いんです。行動して痛い思いをすれば、そこで軌道修正することを学ぶわけですから、これを繰り返していたら行動の精度が上がるわけですからね。

自分を追い込むのなら、

 ● 上司から指示されたら負け!

くらいに考えるのが良いと思いますよ。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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