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新たなブーム到来?柿は焼いたらおいしくなる、簡単激ウマ「焼き柿」レシピ

世界でも「kaki」と呼ばれ親しまれている柿は日本人にはお馴染の果実ですが、そのままいただくだけではなく、実は多種多様な料理で使えるってご存知でしたか?今秋にはJA全農さんの焼き柿のツイートが話題になり、「柿を焼く」という調理法が認知されることになりました。そのままはもちろん、焼いても煮てもおいしく、“おかず”としても大活躍する柿。そんな柿の簡単レシピや柿の栄養、保存方法などをご紹介します。

朝食やランチに!「焼き柿とブルーチーズのトースト」

あまり知られていませんが、実はチーズとの相性が抜群の柿。モッツァレラチーズと一緒にいただくのもおいしいですが、よりコクのある甘みとなる焼き柿は、ブルーチーズとの相性が最高。食パンでトーストにしても、バゲットに載せても食べやすいです。

 【材料】

柿:1/2個
ブルーチーズ:適量
バター:10g
食パン(6枚切り):1枚
ディルなどのハーブ(チャービルなどでも):適量

【作り方】

1.柿は皮を剥いて1センチの薄切りにします。
   ブルーチーズは食べやすい大きさに分けてください。

2.フライパンを弱火にかけバターを溶かし、柿を焼きます。
      ツヤっぽくなればOKです。

3.食パンは裏表をトースターで焼いておきます。

4.フライパンで溶けたバターをトーストに塗り、
      柿とブルーチーズを並べてトースターでさらに軽く加熱します。

5.黒胡椒とディルを載せて完成です。
      甘さがもう少し欲しいときはハチミツをかけてみてください。

今回ブルーチーズは、ゴルゴンゾーラドルチェを使用しました。このレシピにおいてのブルーチーズは牛乳を原料乳とし、青カビは少な目のものがおすすめです。トーストにせず焼き柿とブルーチーズを合わせ、ハチミツをかけるだけのおつまみにして、白ワインや日本酒などに合わせても絶品です。

柿は冷凍にしてもおいしい

柿は焼くだけではなく、冷凍してもおいしい果実です。熟して触れてやわらかくなったものがあれば、一度冷凍庫で凍らせてみてください。

半解凍くらいでヘタの部分を包丁でカットをすれば、柿100%シャーベットの完成です。甘みが感じにくくなるので、完熟した柿でお試しください。

寒くて冷凍は食べる気がしないという方は、アイスに添えて焼酎を少しかけると大人のデザートとしても楽しめます。

柿はそのしっかりとした味わいからデザートだけではなく、おかずとしてもおいしい果実です。大根と一緒になますにしたり、キムチと一緒に合えたりしてもちょっとした1品に。刻んで玉ねぎ、豚ひき肉と炒め、市販のカレールウと混ぜればコクのあるドライカレーになりますよ。

柿の保存はヘタを乾燥させないように

柿はヘタの部分を乾燥させないことが保存のコツです。水に濡らしたティッシュやキッチンペーパーなどを、ヘタに当ててラップで一つずつ包み、ポリエチレンの袋などに並べて入れて、ヘタを下にして野菜室で保存してください。

柿のビタミンCはみかんを超える

柿はおいしいだけではありません。「柿が赤くなると医者が青くなる」という言葉もあるほどに、栄養となる成分が多く含まれています。

ビタミンCやビタミンAに変換するベータカロテンが豊富で、寒く乾燥する時期には頼もしい存在です。カリウムや食物繊維も多いことで、余分なナトリウムの排出や整腸作用の効果も期待できます。

image by : shutterstock


どんな場面でも馴染む柿のポテンシャルの高さ

柿はそのままでも十分おいしいので、特に調理しなくてもと思ってしまいますが、驚くほどにさまざまな調理方法で馴染み、どんなシーンでも調和します。

デザートやランチ、夕食のおかずに柿ジュースまで多種多様。秋を過ぎると少しずつ店頭から姿を消す柿ですが、もしまだ家にあるならばぜひいろいろ試してくださいね。

iamge by : MAG2NEWS

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