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手強い“ボスキャラ”仕事も残さずやり切る「1面クリア仕事術」とは

面倒な仕事や嫌いな仕事を後回しにしていると、日々たくさんの業務をこなしてもちっともスッキリしません。そのうち嫌な仕事ばかりが残ってストレスに。そんな悪循環を断ち切る「1面クリア仕事術」を伝授してくれるのは、『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』著者で「5つの仕事を掛け持ちする時間管理の専門家」の石川和男さん。例えばメールの返信なら、返信しづらい“ボスキャラ”メールも含めて全部を片付ける。「メール返信」というゲームの1面をクリアする感覚が大切で、仕事が速い人ほどやっていると伝えています。

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仕事が溜まってストレスだらけのあなた!その地獄を解消します!

新年度。今までの仕事に加えて、ゴールデンウイークの休みあけで、新しい仕事も増えてきたのではないでしょうか。新プロジェクトの企画書、会議の書類作成、得意先への訪問。

優しい、難しい、楽しい、辛い、好き、嫌い、円滑、面倒、簡単、大変、緊急、重要……。毎日の業務は様々な仕事を広範囲にこなします。ストレスがたまるのは、大変、面倒、難易度の高い仕事ばかり残ってしまうから。そんな仕事ばかりが残ると地獄です。

この地獄から回避するゲーム、いや仕事があります。それは1面ずつ確実にクリアしていくこと。ひとつのジャンルの仕事を全て終わらせてから、次のジャンルの仕事に進む。名付けて、「1面クリア仕事術」。

例えば、メールの返信。無意識に返信していくと、返信しづらいメールを後回しにすることはありませんか?返信しやすいメールばかり処理していたら、返信しづらいメールだけが残り、嫌になりますよね。そこで受信トレイにあるメールは、上から順番に強制的に返信していくのです。

面倒、読みづらい、長文で改行のないビッチリ文字が詰まっているメールでも、全て順番に返信して受信トレイをゼロにする。ビジネスメールは、いつかは返信しなければなりません。だったら今すぐ全部やる。面倒なメールだけを残して書類確認や伝票整理など、ほかの仕事にうつらない。メールの返信をすると決めたら、そのメール(面)は、すべてクリアする。

想像してみてください。受信トレイにメールがなくなった状態。なんとも言えない爽快感ですよね。

私は、メールを開いたなら、絶対返信をするか、返信できない正当な理由があるなら返信する日時を決める。その2択です。最悪なのは、後からまた読み、見直すこと。読み返して、面倒になって、また時間を空けて読み返して……同じ箇所を読み返すのは時間のムダです。

書類箱に入っている書類を処理しようと決めたら、ひとつ残らず処理していく。この書類は読むのが面倒だ、この企画書を上司に渡したら嫌味を言うから嫌だな。そんな気持ちで後回しにしない。書類箱にある書類は、上から順番に淡々と処理していく。

途中まで読んで明日に回すと、メールの場合と同じように、明日また読むことになるので、時間がかかります。書類を処理すると決めたら、一面クリアするまで、つまり、すべての書類を処理するまで他のジャンルの仕事をしない。

私も意識をしないと、各ジャンルで面倒なものだけが残ります。お詫びのメール、難解な書類、ノートに書いた面倒な報告書の作成……。各ジャンルのボスキャラだけが残っていると本当に辛い(笑)。

大変、面倒、難易度の高いボスキャラから逃げ、やらない言い訳ばかりを考えているほうが、ストレスが溜まります。楽な仕事や簡単な仕事ばかりしていると、心の奥のモヤモヤは晴れず、仕事が片付いているわりに、仕事をした気にならないのです。

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そんな時こそ、「この面を必ずクリアしてやるぞ!」とゲーム感覚で取り組めれば気持ちも変わり、作業効率もアップします。時間が遅れると、遅れた分だけよりクオリティの高いものを提出しなければならなくなります。なので、やると決めたらそのジャンルをやり切る。

仕事の速い人、遅い人の差は、このやり切る力にあります。目の前の仕事をやり切るのか逃げるのかによって差が生まれます。まるで、カードローンの金利のようです。返済が遅れれば遅れるほど、金利が増えていき、がんじがらめになってしまう。何ひとつ良いことがありませんね。そうなる前にさっさとはじめる。スピーディーにはじめるのが基本です。

挫折しそうになったら、ぜひ自問自答してみてください。この書類、本当に読めないのか、読む時間がないのか、それとも面倒なだけなのか。面倒で先延ばしにする気だったらやり切ろう!!

ストレスの緩和、仕事量を減らすためにも、各ジャンルの仕事を全てやり切る。やり切って、スッキリした気持ちで次に進んでみてください。

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image by: Shutterstock.com

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