365日、毎日誰かしらの誕生日があります。そこで気になるのは、一年のうちで一番誕生日の多い日はいつなのかということ。みなさんも一度は考えたことがありませんか?今回の『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』では、NY在住の人気ブロガー・りばてぃさんがビジネスでも使えるかもしれない雑学として誕生日についての統計結果をまとめています。
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フリーメイソンから誕生日祝いの電話
以前、陰謀論によくでてくる謎の団体、フリーメイソンに入った日本人の話をしましたが、最近、その人のお誕生日でした。
たまたま最近話すことがあったんですが開口一番に「フリーメイソンからお祝いの電話があったんですよ!」と嬉しそうに報告してくれまして、「ものすごい数の会員がいるのにわざわざ電話してくれるなんて本当に嬉しかった」そうです。
「え、待って、ものすごい数の会員がいるってことはほぼ毎日誰かしらに誕生祝いの電話してるってことですよね?」と返すと、
「そうなんですよ、もしかしたら1日に何十件も電話してるかも笑」
・・・とのこと。
どのように担当を分担してるか知りたいですし、なんなら会員全員の誕生日でいつが一番生まれた数が多いのかちょっと知りたいなと思いましたが、そんな個人情報、会員であっても教えてくれることは絶対にないと思うので、一般的にいつがもっとも多く生まれている日なのか、せっかくなので調べてみました。
これを知っておくと何かしらのビジネスで参考になるかもしれませんし、誕生日パーティのお誘いの多い月や日を予想できるかもしれません。
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というわけで、以下データです。アメリカ疾病管理予防センターの国立健康統計センターと社会保障庁の出している1994~2014年までのデータを基に調査会社のZippia(ジッピア)が集計したところ、アメリカでもっとも赤ちゃんが誕生した日は9月9日だそうです。
以下トップ10です。
- 9月9日
- 9月19日
- 9月12日
- 9月17日
- 9月10日
- 7月7日
- 9月20日
- 9月15日
- 9月16日
- 9月18日
なお、月毎にみた誕生が多い月は7月から10月だそうで、その中でダントツに9月が最多。要因はクリスマスから新年にカップルが時間を共にするからではないかとのこと。
出産は10ヶ月なので、9月に生むとなると12月頭ごろとなりますが、アメリカは日本よりもクリスマス期間になるホリデーが11月末の感謝祭前後からなので若干日本に感覚より早めです。まぁ、だいたいあっていますね。
なお、出産が最も少ない日は12月25日で、次いで1月1日、12月24日、7月4日とのこと。
12月が意外と少なく、しかも複数日入っていますが逆算すると2月ごろ。バレンタインがあるはずですけども、恋人たちが仲を深めるのは2月よりも感謝祭からクリスマスのようです。宗教的な要素もあるのでしょうか?
まぁ、そんなわけで、このデータが直接関係してくるのは病院の産婦人科ですので、関係者は9月が多いという意識があり出勤シフトが多いとか、担当医さんは長期休暇を取らないようにするとかあるかもしれないですね。
間接的に関係するのはベビー用品関連でしょうか。9月に多いということでサプライチェーンの調整や販売サイドではキャンペーン実施など考えられるでしょう。
ご参考:Beyond the Trivia-Most Popular Birthdays
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