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「娘が風俗で働いているか調べてくれ」探偵が受けた意外な依頼の中身

前回の記事『現役探偵は「思い出の神社探し」という変わった依頼にどう対処したか?』では、探偵事務所にきた変わった依頼の事例を教えてくれたメルマガ『探偵の視点』。著者で現役探偵の後藤啓佑さんが今回も年に一度程度受けるという事例を紹介しています。(この記事は音声でもお聞きいただけます。

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探偵事情:娘が風俗で働いているかどうか調査してほしい

先週に引き続き、今週も「ちょっと変わった探偵の仕事」シリーズです。先週は、「思い出の神社を探してほしい」という依頼でしたが、今週は「娘が風俗で働いているかどうか調査してほしい」という依頼です。

【関連】現役探偵は「思い出の神社探し」という変わった依頼にどう対処したか?

実はこの依頼は年に1度くらいは来る内容で、だいたいが働いています。疑いがあるから探偵に相談するわけですからね…。親御さんからしたら取り越し苦労であってほしいという気持ちで来られていると思いますが、事実はそうもいきません。

風俗と言っても様々な種類があります。キャバクラやクラブのようなお客さんと一緒にお酒を飲むお店のことを指す場合もありますし、ヘルスやソープのような性的サービスを提供するお店まで。僕のところへ来る依頼の大半は、後者で働いているのではないかというものです。

こういった調査の場合は、最初に怪しい日を3日間ほど設定し、娘さんの行動を見ます。3日間ほど見れば、たとえ勤務日に当たらなくともその人の雰囲気や行動パターンなどから、働いているのかどうかはわかります。その時点で絶対に働いていないという判断を下せるのであれば、「働いていない」という結果として報告しますし、働いているという判断であれば、調査を続行し出勤を捉えます。

前回この類の調査をした時は、2日目に県外のソープに出勤していました。彼女らはお金の問題で働くことが多いですが、お金が必要な理由は様々です。ホストにハマった、彼氏にお金を貸した、ギャンブル、夢のためなど…。親御さんには、そのお金が必要な理由をまず解決しなければならないと伝え、調査は終了します。その後は、親御さんから「どういう流れで娘を良い方向に持っていくのか」を相談されることが多いので、相談に乗りつつ、僕自身も勉強しながらカウンセリングをしています。

たまに、娘に会って後藤さんが話を聞いてやってくれとお願いされることもありますが、それは断っています。娘さんからしたら、知らない男に講釈を受けること自体嫌でしょうから(笑)。

親子の仲を取り持つのも、探偵の仕事なのかも!?しれませんね。

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image by: Shutterstock.com

後藤啓佑この著者の記事一覧

平成3年生まれ。探偵歴10年。愛知県出身。好きな調査シーンは張り込み。19歳から探偵の修行を始め、他の職業をやることなく社会に出て現在までずっと探偵。中高生の頃から中南米地域に興味があった為、好きな探偵と中南米を合わせよう!ということで23歳のときに中南米で探偵をする為グアテマラ入りをする。グアテマラにて活動後、事業の基盤作りの為帰国。まずはアジアからということで現在はバンコクやマニラなどでの調査を経験しながら、国際探偵への道を走っている。多くの男女トラブルや企業内外の調査を受けている。

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【著者】 後藤啓佑 【月額】 ¥121/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 火曜日 発行予定

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