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謎の「白い飛行物体」がアメリカ上空に出現、米国防総省が対応を開始。宮城上空のアレにそっくり?

米国防総省は2日、正体不明の飛行物体がアメリカ本土上空に出現したと発表した。写真を見ると、2年半前に宮城県などの上空に現れた「謎の白い球体」に似ているようにも見える。

謎の飛行物体は中国のスパイ気球か

米国防総省は2日、「中国の情報偵察気球」と見られる飛行物体がアメリカ本土上空を飛行していると発表した。

米国防総省のWebサイトに掲載された記事によると、アメリカ政府はこの気球を中国が打ち上げたものと非常に高い確度で見ており、監視と追跡を続けている。気球は民間の飛行機よりもはるか高高度を飛行しており、脅威になることはないと分析している。

アメリカ政府は、民間への被害を防ぐため気球を撃墜することは考えておらず、中国当局と外交的な折衝を続けていく方針。このような飛行物体はバイデン政権以前にも何度か飛来しているが、過去に目撃されたものと異なり、より長時間飛行しているのが特徴的だとしている。気球は現在、モンタナ州の上空を飛行しているという。

ツイッターには、ユーザーが撮影した飛行物体の写真や動画が投稿されている。

宮城県に現れた「謎の白い球体」との関係は?

日本でも2020年6月16日、宮城県や福島県、山形県などの上空で、今回の気球とよく似た形状の「正体不明の飛行物体」が目撃されて世間を騒がせた。

当時は気象観測用のラジオゾンデではないか?との説もあったが、関係者は航空法に基づく届け出は出されておらず、気象台の気球でもないと説明。高高度を飛行していたために正確な大きさや動力は不明で、いったい誰が何の目的で飛ばしたものなのか大きな謎を残したまま、18日頃までにどこかへ消え去ってしまった。

今回、アメリカ上空に出現した「中国の情報偵察気球」と関係はあるのだろうか?今後の動向が注目される。

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image by: Twitter(@MartinInMontana

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