世界各地で目撃情報が絶えない未確認飛行物体=UFO。河野太郎防衛相は8日、自衛隊機がUFOに遭遇した場合の対処方針を近く決定することを明らかにしました。具体的にはUFOの撮影や報告の手順に関することだといいますが、まさか自衛隊のUFOマニュアルを作成する日がくるとは…。メルマガ「浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』」の著者で国際政治経済学者の浜田和幸さんは、河野氏が防衛大臣になり自衛隊が変わってきたと指摘。今後の宇宙戦略にも期待を寄せています。
自衛隊もUFOとの遭遇に備え、宇宙人大臣の下、マニュアル作りに着手
ぶっちゃけ、河野太郎防衛大臣になってから自衛隊の様子が変わってきた。内外共にビックリしたのは「イージス・アショア」配備計画の白紙撤回であろう。安倍首相がトランプ大統領から「バイ・アメリカン」の一環で買わされた陸上配備型の迎撃ミサイルシステムである。
最初は1基800億円と言われていたが、あれよあれよという間に2基で4500億円に膨れ上がった「未完の盾」に他ならない。何しろ、システムの要(かなめ)になる高性能のレーダーはまだ設計段階で影も形もない。
北朝鮮のミサイルがいつ飛来するかも分からないとはいえ、実験も試作もできていないミサイル防御システムを言い値で買うのは税金の無駄使いであろう。しかも、ミサイルの推進補助装置「ブースター」が住宅地に落下するのを回避できないというのでは、話にならない。
これまでの防衛大臣は“アメリカ様”の言う通りであったが、さすが「やんちゃ坊主」大臣、バッサリと切り捨ててしまった。実は、この「やんちゃ坊主」大臣は他にも新たな防衛戦略を打ち出している。
それが「UFO戦略」である。
このところ、日本各地で未確認飛行物体の目撃情報が急増している。同じ現象はアメリカはじめ世界中でも確認されるようになってきた。そのため、アメリカの国防総省では海軍のパイロットが撮影したUFOの映像を相次いで公開し始めた。
以前は「UFOなど信じない」とバカにしていたトランプ大統領だが、このところ考えが変わったようだ。
最近も「詳しいことは明かせないが、ロズウェルではとても興味深い研究が進んでいる。皆も知りたいだろう」と、捕獲されたUFOや宇宙人から人類の知らない情報を入手していることを自慢げに話すようになった。いずれにせよ、宇宙軍を創設したばかりのアメリカである。
そのアメリカと歩調を合わせるかのように、河野大臣はUFO対応策を打ち出した。
曰く「わが自衛隊のパイロットはUFOとはいまだ遭遇していないが、その可能性は否定できない。いつUFOと出会ってもいいように、緊急対応策の準備に入った」。
具体的には、UFOとのコンタクト方法、記録の収集、基地との連絡手段などを明確にし、パイロットが取り乱さないようにしようというわけだ。
既にこの5月には「宇宙作戦隊(改称予定:航空宇宙自衛隊)」を発足させた河野大臣である。
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イージス・アショアなど、効果のほどが怪しいアメリカ製の兵器を高額で購入するより、宇宙人の持つ矛や盾の導入により大きな関心があるに違いない。
ぶっちゃけ、「宇宙人大臣」の活躍に期待したいものだ。