テレビ東京やハワイ起業を経て辿り着いた「共創メディア」という答え──XU編成戦略担当者が語る、本質的な経済コンテンツへの挑戦

2026.01.29
by まぐまぐニュース スタッフ
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タレント、司会者、ラジオパーソナリティ、YouTuberなど多方面で活躍する田村淳さんがプロデュースする、新ビジネスコミュニティメディア「XU(クロスユー) – X innovation empowers U」。

その「XU」と、福岡を拠点にするFMラジオ局「CROSS FM(クロスエフエム)」、そして日本初・国内最大級のメールマガジン配信プラットフォーム「まぐまぐ!」の3メディアが、それぞれの強みを活かしたクロスメディア展開プロジェクトが、2025年9月9日より開始されました。

本記事では、「XU」の編成責任者を務める株式会社HI-NEXUの加来麻衣子さんに、なぜ今XUという新しい経済メディアが必要なのか、そしてどんな未来を視聴者と共に創りたいのか、その思いを伺います。

テレビ東京での出会い、そして「いつかまた一緒に」という思い

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プロフィール
加来 麻衣子(株式会社HI-NEXU 編成責任者)
2005年上智大学文学部哲学科卒業。15歳から19歳まで単身でオーストラリアに留学した帰国子女。大手人材会社を経て、IT分野で起業。31歳でハワイ現地法人を設立し、投資家兼経営者ビザで渡米。帰国後、リモートワークを推進するWebメディアの編集長を経て、現在はXUのYouTube編成戦略を担当。

──加来さんと代表の今井さんの出会いについて教えてください。

加来麻衣子氏(以後、加来):

テレビ東京の編成局で働いていた頃、今井さんは私の大先輩でした。当時から今井さんは、ただ番組を作るだけでなく、「これが社会にどう影響を与えるか」「誰とどう組めば新しい価値が生まれるか」を常に考えている方で、とても刺激を受けました。

テレビ局を辞めてからも、オープンイノベーションについて議論したり、「いつかまた一緒に働きたいね」と話していたんです。昨年、今井さんが独立されて、田村淳さんや『ガイアの夜明け』を制作しているネクステップの石川さんとご一緒されるということで、こんな機会はないとジョインさせていただきました。

当時は想像もしていませんでしたが、XUという形で再び一緒に仕事ができることに、とてもご縁を感じて感謝しています。

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「働くを楽しもう」──インテリジェンス時代に叩き込まれた価値観

──テレビ東京の前は、人材業界にいらっしゃったそうですね。

加来:はい。旧インテリジェンス(現・パーソルキャリア)で働いていました。当時のキャッチフレーズは「働くを楽しもう」。その言葉通り、夜遅くまで働くのが当たり前で、まさにイケイケドンドンの時代、数字と会社への貢献が全て、という環境でした。

ただ、厳しいだけではなく、インテリジェンスの大先輩には、有名な起業家になられた方も多くて、公私ともに本当に学べる会社だったんです。ビジネスの本質、数字の作り方、チームの作り方──そのすべてがその時代に培われました。

「働くを楽しもう」というのは、決して楽をするという意味ではなく、自分の仕事が誰かの人生を変える、社会を動かすという実感を持ちながら働くということ。その価値観は、今でも私の根っこにあります。

ハワイでの起業──ゼロから学んだビジネスの面白さと共創の重要性

────その後、ハワイで起業されたと伺いました。どんな経緯だったのでしょうか?

加来:31歳の時、ハワイで現地法人を設立しました。投資家兼経営者ビザで渡米し、ワイキキビーチの近くでリテールストアを運営しながら、グローバル人材育成の教育事業も手がけていました。

元々、オーストラリアの高校を卒業していることもあり、その時に思っていた「海外で働きたい」「起業してみたい」という夢を叶えた形です。

ハワイでの起業は、本当にゼロからのスタートでした。経営者ビザの取得、言語の壁、文化の違い、商習慣の違い──すべてが日本とは違う。でも、だからこそ、ビジネスの本質が見えたんです。

特に学んだのは「共創の重要性」です。一人では何もできない。現地のパートナー、お客様、従業員、みんなと一緒に価値を作っていく。その過程こそがビジネスの面白さだと、肌で感じました。

──ハワイから帰国されて、その後はどんな活動を?

加来:帰国後は、ある会社の新規事業立ち上げに関わりました。マーケティング担当として、新規事業をどう発信するか、どう市場に認知させるかを考える役割でした。私以外は営業やフロント業務を担当していて、新規事業に紐づいたマーケターは私1名だけ。プレッシャーもありましたが、やりがいもありました。

その会社は後にIPOを果たしました。会社の出口には、M&AやIPO、あるいは非上場のまま成長を続けるなど、色々な形がありますが、自分が関わった事業が上場という形で一つの到達点を迎えたのは、大きな経験でした。

XUという挑戦──グローバルな視点から見た「良質なコンテンツ」の意義

新メディア「XU」誕生!経済の未来を切り拓く立ち上げ会議を公開。日経BPマーケティング高柳社長も参戦し、オールドメディアの限界と新時代の挑戦を徹底討論。日本経済をアップデートする挑戦の舞台裏。

日本はまだブラックボックス?XU海外コンテンツの会議を大公開〜日本と世界を繋ぐグローバルメディアに!オーストリアのタバコ工場のエコシステムとは?日本企業のグローバルの挑戦を応援するコンテンツ会議 

──ハワイでの起業経験から、またメディアに戻ってきたということですね。

加来:ハワイでの起業は、ビジネスとしての挑戦でもありましたが、同時により若い世代をインスパイアすることでもありました。「知っていること」で、自分の選択肢や未来が開ける。でも、「知らないこと」は、選択肢にすら入らない。だから、若い人たちに「こんな生き方もあるんだよ」「こんな働き方もあるんだよ」という種を渡したかったんです。

XUも、同じだと思っています。良質なコンテンツに触れることで、視聴者の中に新しい種が蒔かれる。その種が、いつか芽を出して、誰かの人生を変えるかもしれない。メディアの本当の価値は、そこにあると信じています。

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──XUが目指す「本質的な経済コンテンツ」とは、どういうものでしょう?

加来:既存の経済番組や配信メディアは、確かに優れています。でも、多くは「情報を伝える」「議論を深める」ところで終わっている。XUは、その先の「行動する」「共創する」ところまで視聴者を連れていきたい。それが、私たちの挑戦なんです。

そして、その過程で大切にしたいのが、グローバルな視点と日本らしさのバランスです。世界の潮流を理解しながらも、日本の現場で生まれる確かな価値を丁寧に伝えていく。XUは、そういうメディアでありたいと思っています。

──YouTubeの番組編成責任者として、どんなことを大切にしていますか?

加来:編成というのは、ただ番組を並べることではありません。「誰に、何を、どう届けるか」を設計することです。

XUの場合、視聴者は「実行層」と「挑戦層」の2つに分かれます。実行層というのは、スタートアップの創業者や企業のイントレプレナー、自治体の革新担当者など、決めて動ける人たち。一方、挑戦層は、学生や若手社会人、副業に挑む大企業人材、50代で再チャレンジする人など、これから跳ねる可能性を持つ人たちです。

さまざまなビジネスやサービスが交わる瞬間を、いかにコンテンツで生み出すか。素晴らしいサービスや次世代に伝えたい「思い」をどう伝えていくか、それが私の仕事です。

※XU編成企画会議

※XU編成企画会議

──どんなコンテンツが、これから生まれていくのでしょう?

加来:XUは、対談で終わるメディアではありません。むしろ、対談はスタート地点です。

出演者同士がつながり、実際のプロジェクトが動き出し、それをドキュメンタリーとして追いかける。現場の景色を可視化し、共有していく。それが、これからのXUです。

すでに、田村淳さんは町工場や新規ビジネス創造の現場に何度も足を運んでいます。そこで生まれる「リアルな物語」を、視聴者と一緒に追いかけていきたいと思っています。

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あとはグローバルコンテンツにも挑戦したいですね。

海外で生活すると、日本の良さが本当によく分かるんです。治安の良さ、人の誠実さ、ものづくりの精度、細やかなサービス──日本は本当に良い国です。でも同時に、グローバルスタンダードから見ると、情報の流通や発信の仕方に課題があるとも感じました。

私が考えているのは、日本の良さを守りながら、どうグローバルにアジャストしていくか。そのバランスなんです。グローバル化が全て正しいわけではない。でも、閉じこもっていてもいけない。その間で、日本らしい形を見つけていく。XUは、そのヒントを発信できるメディアだと思っています。

視聴者を「新しい章」に連れて行きたい

──最後に、読者へのメッセージをお願いします。

加来:私は、コンテンツのプラットフォームのゼロイチを作るのが好きです。ハワイでの起業経験も、IPOを目指す会社での新規事業も、すべて「ゼロから作る」経験でした。その経験が、今のXUでも活きています。YouTubeではなかった「リアルな共創を追うXU」というチャンネルは、かなり挑戦と言えます。長い目で、応援してもらえたら嬉しいです。このメディアを通して、視聴者の皆さんに「人生の新しい視座」を提供できたらと思っています。

未来は、待っているだけでは来ません。自分で動き、誰かとつながり、一緒に作っていくものです。XUは、その一歩を踏み出すための仲間づくりの場です。「即動力」や「挑戦する人を応援する」を掲げています。ぜひ、一緒に新しい章を始めましょう。

Information

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公式YouTubeチャンネル:経済動画メディア「XU(クロス・ユー)- X innovation empowers U」https://www.youtube.com/@X-Weavers

運営会社:株式会社HI-NEXU https://www.hi-nexu.co.jp/company-profile/

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image by: XU公式YouTubeチャンネル

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