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松嶋菜々子のマネージャーが記者を恫喝、反町隆史は印象最悪…。芸能人「入学式」報道で思い出す過去の“あの事件”

この時期の週刊誌の風物詩記事といえば「入学式」のリポートです。今年も、有名芸能人が子どもの入学式に出席する姿が掲載されていましたが、その記事を見て「過去の武勇伝を思い出した」というのは、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんです。今でも酒の肴になる、あの大物女優が関係する入学式トラブルとは?

反町隆史の親子面談が大失敗!?

5月2日号『週刊女性』が都内名門私立小学校の入学式をリポートしています。

入学式、運動会、学芸会&発表会、卒業式…週刊誌の風物詩記事です。

昨今は家族のプライベート写真撮影が非常に難しくもなり、困難を極める取材ではありますが、それでも毎年その時期には、現場に通常の2~3倍強のカメラマンと記者たちが手ぐすねを引いて待機しているものです。

芸能人や有名文化人の子息が多く入学する学校の先生たちも目を光らせてはいますが、朝が明けたばかりの時間帯から学校近くに散々と待機している“海千山千”どもには太刀打ちできないでいるのではないでしょうか。

『週女』には『ゆず』北川悠仁と高島彩、西島秀俊の写真が掲載されていました。西島夫人は一般人のため配慮があったと思われます。

芸能人の子供に限らず、両親が示してくれた輝かしい道のりをどう歩いていくのかが不安でもあり楽しみでもありますよね。

そんな眩し過ぎる記事を読んでいた私の脳裏に鮮やかに浮かんだのが、『どうする家康』『王様に捧ぐ薬指』に出演の松嶋菜々子の顔でした。

今から10数年程前、実は反町隆史と松嶋の長女が第一志望の小学校を不合格になったというタレ込みがあり、その裏取りに駆けずり回った経験があるからです。

芸能記者の“悲しい性”で、苦しみ続けたり大スクープを獲れた取材はたぶん死ぬまで記憶から消えないでいるのだと思います。

夫婦は“超”の字が付く人気役者同士で、当然蓄えも十分過ぎるくらいあったのに何故不合格になってしまったのか…当時の私はその理由を必死に探していたのです。

するとタレ込み先や、教育ものに詳しい先輩記者たちの間から聞こえてきたのは“どうも親子面談での反町の印象が良くなかったらしい…”というウワサでした。

10数年前と言えば、自宅マンションでの飼い犬による損害賠償裁判が行われていた頃ですから、精神的に辛かった時期だったのかもしれません。

それから数年後、今度は松嶋が、次女の入学式でトラブルを起こしてしまいます。

松嶋菜々子のマネージャーが“暴走”

教育熱心な松嶋が気合を入れて臨んだ入学式で、待ち受けていた複数のマスコミとの間で諍いが起こってしまったのです。

子供を守りたい一心からだったのでしょう、彼女のマネージャーが近くに駐車していた車に片っ端から“お前らふざけんな!”、“どこの社だっ!”と恫喝したのです。

“フィルムを出せ!”vs“嫌だ!”、“写真を消せ!”vs“そんな権利無いだろ!”…中には一般の、入学式終わりを車で待っていた父兄もいたのかもしれません。

今でもあの武勇伝は酒の肴になるほどです。

進学問題といって思い出すのはもうひとつ、時々私に取材先で“〇〇(有名私立校)にルート、持ってない?”と囁く人物がいたことです。

仕事として進学問題や有名私立校のそれぞれの特徴等には詳しく取材はしていましたが、週刊誌の一記者だった私が、彼等にとっては“裏口入学ブローカー”にでも見えたのでしょうか…いまだに不思議に思います。

“悪魔の囁き”をしてくる人物は、もちろんひとりふたりではありませんでしたし、芸能界関係者に限らずその職種は多方面に及びました。

中でも都内某有名大学病院勤務の、立派な著作物もある有名医師に囁かれた時にはさすがに驚いたことを憶えています。

施術が必要な女性芸能人を何人か先生に紹介したこともありましたが、そんな囁きをされるとは…。

お受験や入学式、卒業式、進路問題の記事を目にするたび、今でもそんなことが走馬灯のように蘇ってくる私です。

プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」

image by:Georges Biard, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

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