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キンプリ3人脱退とジャニー喜多川氏「性加害」報道の関係は?タッキー新会社で“再結成”説の真偽

24日、ジャニーズ事務所のアイドルグループ「忍者」の元メンバー・志賀泰伸氏(54)が、故ジャニー喜多川氏から性被害を受けていたと「文春オンライン」が報じた。ジャニー氏の性加害に関してはこれまで、元Jr.からの告発のみだった。今回、実際にジャニーズ事務所からデビューした志賀氏の被害告白は、現在活躍するアイドルたちに「疑い」がかかっても不思議ではない出来事である。

売れているメンバーに向けられる「疑惑の目」

今回の報道に対して、ネットでは「売れてる人たちはすべて被害者なのでは?」「今売れている人も……」といった、当然とも言うべき反応が多く見られた。

芸能関係者も驚きを口にする。

「とうとうデビューした方からの告発が……と我々の間でも話が出ています。記事を読みましたが、(性被害が)30~40回という数にも驚きました。デビューした・しないに関係なく、Jr.時代に被害を受けた人はまだまだたくさんいることが予想できます」(芸能記者)

また、別の関係者はこう話す。

「うちの会社でも、今活躍している人たちに対して『そういう目でしか見れないよね』と話す人はいます。これだけ被害者がいるのに、売れてるメンバーの全員が被害に遭わなかった……とは考えられないですからね。僕が思うのは、合宿所での被害は昭和の体育会系の部活で先輩からしごかれるのと、構図が似ているということ。つまり『今日はあいつ』が日常的に続くんです。被害者がたくさんいて、1人が何度も被害に遭っているのもそのせいかと考えています」(テレビ関係者)

ジャニーズ脱退と性加害疑惑は関係がないのか?

近年、ジャニーズ事務所は退所者が相次いでいる。最近では、アイドルグループ『King & Prince』のメンバー・平野紫耀と神宮寺勇太がグループを脱退し、事務所を去った(岸優太は9月30日に退所予定)。

タイミング的にも、脱ジャニーズの流れと性加害との関連を疑う人も多いだろう。

「憶測ですけど、タイミングから考えて、騒動を予期して取った行動ではないか?と色々な記者も言っています。去年事務所を辞めた滝沢秀明さんも、長年事務所が抱えていた闇に関して、何かを感じ取ったのかもしれません……」(前出の芸能記者)

タッキー新事務所でキンプリ「再結成」の可能性も?

ジャニー氏の後継者としても期待された滝沢は、昨年10月にジャニーズ事務所の副社長を退任。3月、エンターテインメント会社「TOBE」を設立したことで、今後の動向が注目されている。

前出の芸能記者は、「世間でも言われているように、ジャニーズの現所属メンバーが滝沢氏の会社に流れる可能性も高い」と言う。

「噂では、秋に事務所を辞める人が大量に出ると言われていて、その中の何人かが滝沢さんの会社に入る可能性はあるでしょう。ジャニーさんやメリーさんがいたときにそんなことをやったら活躍する場がなくなりますが、今回の性加害や元SMAPメンバーへの圧力などの問題で、ジャニーズも派手なことはできません。実際、性加害報道でジャニーズアイドルとして活動することに見切りをつけている人もいるでしょうね」

そして、先日「分裂」してしまったキンプリについても言及する。

「メンバー同士の方向性の違いが分裂理由ということですが、様々な憶測が飛んでいて何が本当の理由かはわかりません。キンプリは生前のジャニー氏が最後にデビューさせたグループで、事務所退所前に平野くんが『ジャニーさんごめんねー!目標届かなかった!!!』とブログに書くほど、彼に恩義がある。大量退所の流れで、同じくジャニーさんに気に入られていた滝沢さんの事務所で、目標である海外進出を目指すべく再結成するのでは?と話す関係者もいます。ちなみに、平野くんはブログで『もし天国で会ったら怒られるんだろうなー笑』と書いていましたが、“ジャニーさんは天国にはいないだろう”との声も出ています…(笑)」(前同)

まだまだ収まる気配がなさそうなジャニーズの性加害問題。今後、残留中のタレントたちはどのような行動を見せるのだろうか?

image by: Ned Snowman / Shutterstock.com

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