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元国税調査官が指南「高級2ドアスポーツ車を会社のカネで買う方法」社長が裁判に勝ったワケ、税務署に経費を認めさせる方法とは?

「会社のクルマ」といえば従業員用はワンボックスバン、そして社長用は4ドアのベンツというイメージ。あまりに華美な高級車を社用車にしようとしても、税務署に経費を否認されてしまうから――というのがその理由です。しかし、メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』を発行する元国税調査官で作家の大村大次郎さんによれば、憧れの2ドアスポーツカーを「会社の金で買う」ことは十分に可能とのこと。税務署を黙らせ、男のロマンを実現する方法とは?

「社長のクルマは4ドアベンツ」という勘違い

今から十数年前、『なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?』(小堺桂悦郎著・フォレスト出版)というビジネス書がベストセラーになりました。

なぜこの本に、このようなタイトルがつけられたかというと、

「2ドアの車というのは、後部座席にお客さんを乗せることができない」
「事業用の車というものは、お客さんを乗せるためにあるのだから、2ドアの車は社用車にはできない」
「だから社長のベンツは4ドアなのだ」

というオチになっていたのです。

でも、この本のオチは実は事実誤認なのです。2ドアのスポーツタイプの車であっても、社用車にすることができるのです。今回は、そのことについてご説明したいと思います。

税理士も尻込みする「税務の都市伝説」に騙されるな

スポーツカーというと、男性にとってはロマンのあるものですが、趣味の世界のものでもあります。これを会社の金で買えるなどということは、到底、思えないはずです。

事実、税理士の多くも、「スポーツカーを事業の経費で落とせるか」と聞けば、ノーと答えるはずです。

しかし、2ドアのスポーツカーの購入費が事業の経費として認められた例が実際にあるのです。

税務の世界では昔から「2ドアの車は会社の経費(社用車)にはできない」という都市伝説があります。

2ドアというと、スポーツタイプの車であり、「カッコいい車」であり、常識的に見れば事業に使えるものとは言えません。だから、こういう都市伝説が生まれたのです。

『なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?』という本も、この誤解に基づいて書かれたものだったので内容的にはウソなのです。裁判の判例で、この都市伝説は明確に覆されているのです。

2ドアのスポーツカーを経費で落とすロジックとは?

ある社長がスポーツタイプの2ドアの車を社用車とし、税務署はそれを否認したために、裁判となりました。

この社長は、2ドアの車を、出勤や出張の際に使っており、「会社の業務で使っているのだから社用車として認められるべきだ」と訴えたわけです。

そして、判決ではこの社長の言い分が通ったのです。この社長は、プライベート用に別の――(メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』ではこの続きとして、社長側の主張が認められた具体的な理由を解説。さらに、「次々に明るみに出るワクチンの薬害」「なぜ日本の技術が韓国に流出するのか?」のコラムもご覧いただけます。ご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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