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ボランティアしている人たちは、なぜ「しない人」より幸せなのか?

他人の幸せのために仕事をしている人は心が安定し幸せになりやすい。そんな持論を今回のメルマガ『熱血日記』では外資系金融機関で30年間の勤務経験を持つヒデキさんが語り、誰にでもできる社会貢献の方法を紹介しています。

心の幸せ感を増やす-ユーティリティという考え方

私が最近気づいた法則ですが、他人の幸せのために仕事をしたいとか、役立ちたいと言っている人はその人の心の満足感も高いことに気がつきました。

社会福祉系の仕事、介護士や看護師の仕事をされていらっしゃる方はもちろんですが、学生さんでも他人の役に立つために就職を準備しているという人は円満な人格の持ち主で、幸せ感も他の人より感じられることに気づきました。

以前の記事で「半径5メートルの視野で生きている人より、広く社会のため、日本のために仕事をしている人の方が成功の度合いが高い」とお話しましたが、それと似た法則です。

8月に厚木市のパチンコ店で日曜日の日中に駐車場の車150台が焼けるという事故がありました。車を焼失した方々には誠にお気の毒なのですが、「自分の半径5メートルの視野で生きている人たち」が、もっと広くビジョンを社会や日本に向けて、個人の才能を必死で磨くようになれば、この国はずっと良くなると思いました。

そのためにはビジョナリーとか、コーチの数が増えて啓蒙活動をしていかないといけません。

休日にパチンコ店に行くよりも、他人のために役に立つとかボランティアをした方が心の幸せ感は増えると思いますが(パチンコで大勝する人を除き)、何分、自分の生活だけできゅうきゅうとしている人にはそこまで心が回らないのかもしれません。

だから自身の世界観も「半径5メートルどまり」なのかもしれませんが、そこで是非知って欲しいのが「自分をユーティリティ(効用)と考える」と考える方法です。

自分を社会の中のユーティリティ(効用)と考えて、自分にできるサポートや社会貢献はどんどんやる。そうすると、自分の心の幸せ感も広がってきますから、イライラしたり、閉塞感に悩んだりすることもなくなるでしょう。

会社で溜まったストレスを自宅の子供たちにぶつけてしまいには児童虐待してしまうような悲劇も防げると思います。

では自分がユーティリティになるにはどうしたら良いでしょう?人の役に立つ、社会に貢献する、と言っても抽象的でつかみづらいです。

自分に出来ることを探してみれば良いのです!

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分かり易い例では、自宅の不用品の本、CD、服をリサイクルショップに売りに行く、でも良いです。それを欲しがっていた人を喜ばせることができますし、リサイクルショップのスタッフのお給料を増やしてあげることにもつながります。

ヤフオクやメルカリで中古品を売れば手間も楽ですし、買ってくれた相手も喜びます。日本の経済も多少拡大出来ます。ゴミとして焼却するよりリサイクル資源に転用すれば環境にも役立ちます。やらないよりはましです!

友達や人脈の多い人には、「婚活女子にお相手を紹介する」でも良いですし、「転職先を探している人に求人を教えてあげる」でも良いです。成婚率が上がり、出生率が上がると日本のGDPは増えますから、あなたが貢献した最大の社会貢献になるかもしれません。

私は海外人脈も多くいるので、日本で就職先を探しているバングラディシュ人に求人をつなげてあげたりしています。こちらは実践するのはハイレベルですが(笑)。でも知らない世界を知ることができるのは面白いです。

外国人労働者を増やせば、日本のGDPも増えます。年収300万円の労働者なら300万円増えます。

文章を書くのが好きな人は、自分の思いを文章にまとめてブログやSNS、メルマガで配信してみれば良いです。共感してくれる方々が現れますし、自分の文章を読んだ人が元気になれば、嬉しいと思いませんか?

私は13年前より文章を発信していますが、あるとき飲食のフランチャイズチェーンを手掛けている事業家から、「ヒデキさんの配信を読んでいたらとても勇気が出て、2店舗の経営だったのが軌道にのり、現在は15店舗まで増えました」とコメントを頂き、無上の幸せを感じました。

横浜市内や、最近は出張のときに大阪市でも街頭清掃をすき間時間で行っていますが、ゴミとして焼却する缶ゴミをリサイクルすることで都市鉱山を増やせますし、ロシアから輸入する非鉄金属量を減らすこともできます(微々たる量ですが)。

ここまで読んで、共通点に気づかれましたでしょうか?あなたが社会に貢献できるのは、本業のお仕事だけでは無いのです。

プライベートな時間や友人関係を使って、日本の経済を拡大するチャンスはそこらじゅうに転がっていますし、他人の役にたつことができます。

自分が「一人の個人」という存在から、「社会のユーティリティ(効用)」という存在に転じ、ビッグな人間になれるのです。

日曜日の日中に車でパチンコ屋に行くような人にこそ是非、読んで欲しいのですが(笑)、異なる考え方、異なる発想に開眼することで、心の幸せ感も増えることは間違いありません。

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image by: Shutterstock.com

ヒデキこの著者の記事一覧

静岡県浜松市出身。バブル期に大学を卒業し、総合商社にバッサバッサと落とされて外資系銀行に就職。ドイツ系銀行、米系証券会社、米系銀行と25年以上を外資系金融で過ごし、クリエイティブな発想を身につける。社会に刺激や知識をバラまくことで活性化させようと決意し、多忙な日々を縫って情報発信を続ける。

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【著者】 ヒデキ 【月額】 ¥605/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 日曜日

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