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恋愛結婚とお見合い結婚、どちらの離婚率の方が高いのか?意外な結果に精神科医も驚愕

恋愛結婚とお見合い結婚、どちらが離婚率が高いかご存じですか?メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生は、この質問の答えを示したうえで、その理由を明かしています。

恋愛結婚は意外に離婚率が高い!?

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしでしょうか?

恋愛結婚とお見合い。

どっちが離婚率が高いかご存知でしょうか?

総じて恋愛結婚の離婚率は30~40%のところ、お見合い結婚の場合、10%程度だとされています。

これ、すごい差だと思うのですが、いかがでしょうか。

普通に考えたら、恋愛結婚の方がうまく行きそうですよね。

逆にお見合い結婚は、親や仲人が勝手に決めた、とか、いかにも強制的なイメージがあり、実際そんなにうまく行かなさそうに思えます。

しかし、現実は逆なのです。

実際、恋愛結婚の場合、「この相手は運命の相手だ!」とか「この相手は、私を幸せにしてくれるはずだ!」なんて思っていることが多いものです。

そもそも恋愛って、多くの人が自由に付き合い、そして自由に別れます。

結果的に大半の人が「よりいい相手と付き合おう、結婚しよう」と取捨選択をしています。

恋愛相談でも、何かうまく行かないことがあると誰かに話すと「え、そんな相手とは別れちゃえばー?」「もっとふさわしい相手がいるよー」なんて答えがすぐに返ってきます。

まるで「誰にでもベストな相手が存在しており、その相手さえ見つかればうまく行く」とでも言わんばかりです。

しかし、本当にそうなのでしょうか。

異性の数には限りがありますし、その中でも出会える異性には、なおさら限りがあります。

結果的に「目の前の相手がベストじゃない」という方が、大半ではないでしょうか。

それこそ「ベストな相手を見つけよう」なんて思っていると、いつまでたっても結婚できないまま終わってしまいます。

また結婚できたとしても「この相手はベストじゃない」とすぐ思ってしまい、結果的に離婚してしまうこともあります。

いえ、もちろん、致命的にイヤな部分、許せない面があれば、別れるのもアリだと思います。

しかしどんな人でも、何らかの「合わない部分」や「意に沿わない部分」は必ずあります。

そんなときに大切なのは「工夫」であり「努力」であり「行動」であったりします。

これができれば、即離婚にはならず、どんな相手ともいい関係を築けるのではないでしょうか。

その点、お見合いは「自分にとってベストな相手」という確証は一切ありません。「この相手なら自分を幸せにしてくれる」なんて思えることも少ないでしょう。

だからこそ、努力が大前提であり、二人で共同して関係性を作ろうとします。だからこそ、離婚率が少ないのです。

もちろん今回の話、「だから恋愛結婚はダメ」なんて言うつもりはありません。

ただどんな関係でも、「結婚しただけ、付き合っただけ」でうまく行くことは決してなく、必ず行動や努力が必要、ということは覚えておいていただければ幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 大和まや・ゆうきゆう 【発行周期】 週に1度、宝石が届きます。

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