あなたは何かをしようとするとき、他人にどう思われるか気になってはいませんか? 無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは「人生には遅いということはない」としながらも、「注意したい点」を伝えています。
遅いということはなくても
人生において、何をするにしても遅いということはありません。
もちろん体力的に無理があるとかそういうことであれば話は違うかもしれませんが、何か学んでみようとか、何か技術を身につけてみようとかいうことに早いも遅いもないわけです。
唯一あるのは、やるか・やらないか。
よく聞く話でもありますが、ケンブリッジ大学での研修によれば人は1日に最大で3万5,000回もの回数、決断(選択)をしているそうです。
これには歩く・座るのような体の動作なども含まれるため、どこまで信用できるかは分かりません。
ただ、少なくとも「やる・やらない」の決断は多かれ少なかれ全員が毎日しています。
「1日10回と決めた腕立て伏せ」をやるか、やらないか。
そういう毎日の中で、選択を繰り返している。
結果的にやる選択を取る人だけが何においても成長するわけで、そこに年齢も体力も関係ないことは多いわけですね。
やらない選択をする理由の中には、”面倒くさい”とか、”今日は疲れたから”などといった理由がいくらでもあります。
これは個人の判断ですから、自分でどうするかは考えればいい。
でも注意したいのは、『他人にどう思われるか』に左右されてしまうことではないでしょうか。
「この年齢でこんなことを始めるなんて、周りの人に何と思われるか…」
「僕みたいな人間が今さらこれをやるなんて、あの人はどう思うだろうか…」
こういう他人の考えに支配されていると、自分自身の思考ではなく他人の思考に惑わされることになります。
でも残念ながら、他人は自分の人生の責任なんて背負ってくれることはありません。
少なくとも大人であればそういうもの。
もっと言うと、そもそもまともに行動しようという人を否定したり非難してくるような人にロクな人間はいません。
そんなものに狂わされるくらいなら、気になろうが何だろうが「えいっ」と踏み切った方が良いのです。
そういう行動力を持っている人だけが成功への道を歩んでいきますし、他責にせず自分の責任として動くので責任感のある仕事ができます。
だからもう遅いかもしれないなどとウダウダ考えずに行動して欲しいのです。
そうして考え込んでいる間に、「遅い」が「遅すぎる」になることは少なくありません。
冒頭で早いも遅いもないとは書きましたが、”遅すぎる”ことはたまにあります。
それは期限が決まってることや、数が決まっていて周りに同じチャンスを求めている人がいるような場合です。
そういう場合は、迷っている間にあっという間に限度が来てしまい得られるものも無くなります。
これが個人的には一番損ではないかと思うことも多いです。
チャンスのあるうちに行動しましょう。
そういう選択の積み重ねこそが、人生を明るくしてくれます。
今日の質問&トレーニングです。
1)今の自分が「遅いかも」と思って行動できていないことに挑戦するには、どんな選択が必要ですか?
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