苦手なものを無理にこだわって伸ばそうとするのって、かえって棘の道だったりしますよね。『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生は、そういうときにはすっぱりとあきらめるのも重要だとして「あきらめる」ことの大切さを語っています。
苦手なことはあきらめろ!
こんにちは、ゆうきゆうです。
元気でお過ごしでしょうか?
みなさんには、苦手なことはありますか?
まぁ「ないよ!」という方はいないと思います。いたら会ってみたい。
実際、どんな人にも苦手なことはあると思います。
たとえば自分の場合「絵がヘタ」という特徴があります。
もうね、絵については、色々な絵の参考書から美術書まで色々と買って読みまくったり、または実際に描いてみまくったんですが、それでも「ヘタ」というのは変わりませんでした。
これ本気で思う。
ですのでもう、絵をうまくしようとするのはあきらめました。
そしてそのかわりに「原作を書く」という方向にシフトしました。
結果、作画のソウさんに絵を描いていただき、マンガで分かる心療内科を作ることができました。
いや、いつまでも自分で描こうとしていたら、今の自分はあのマンガはできなかったと思います。
ですのでみなさんも、苦手なことがあったら、無理してそこにこだわって伸ばそうとするより、それはいい意味であきらめて、別の道を模索する、というのが重要です。
いえ、ただ漠然となにかをあきらめろ、と言いたいわけではありません。
たとえば自分の場合だったら「マンガを作りたい」という最終ゴールがあったので、作画のかわりに原作に進むことができました。
結局「最終ゴールは何なのか!?」ということを考えるのが大切です。
たとえば「ピアノが苦手」だとしたら、「本当に自分はピアノだけがやりたいのか、ピアノだけが絶対ゴールか!?」と考えることが大切です。
そして結果「音楽の仕事に携わりたい」であるならば、他の楽器に進むという道もありますし、または音楽関係のマネージャーになる、なんて方法もあります。
また「ただ有名になってお金を稼ぎたい」ならば、それこそ他のビジネスに進む、などの方法もあります。
またもちろんですが、「その行為が好き」という場合は別です。
好きなら続けていきましょう。
そうすれば必ず上達していきます。
結局「天職」というのは「好き」の延長線にあるんだと思います。
重ねて「苦手だけど、それを克服しなきゃいけないから必死に頑張る」というのはやめましょう。
苦痛が続くだけですし、たとえ克服しても「普通」になるだけです。
一生を費やして。
それよりも、自分の得意なこと、好きなことを追求するようにしましょうね。
何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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