国民民主党・玉木雄一郎氏“実弟”の投資詐欺疑惑を、他メディアに先駆けて徹底追及してきたジャーナリストの山岡俊介氏。そこに新たな情報が飛び込んできた。なんと、玉木弟を告発した被害者A氏の会社に、嫌がらせ目的の税務調査が入りそうだというのだ。同氏が主宰する『アクセスジャーナル・メルマガ版』が詳しく報告する。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:「国民民主・玉木雄一郎代表実弟を被疑者とする、供述調書作り始まる!──実弟は政治家・警察・国税人脈使い告訴人らに圧力!?
玉木氏サイドが実弟の「詐欺事件潰し」に動きはじめた!?
この連載を、第6弾が11月6日だから、久しぶりに報じる。
この間、国民民主・玉木雄一郎代表の不倫の方に国民の注目はシフトしたが、本紙は不倫(愛人を国会議員にしようとした公私混同疑惑もあるが)より、実弟・玉木秀樹氏の詐欺疑惑の方が本来、雄一郎氏にとってはダメージが大きいと考える。
この連載で報じたように、玉木氏実弟は詐欺の常習者(新たな金銭トラブルを把握。追って報じる)のようだし、しかもバックに某指定暴力団の存在がある。また、貸し手(被害者)のなかにも現役の暴力団組員がいる。
そうした事実を実兄・雄一郎氏は途中で把握しながら、キチンとした処理を行っていない。「弟の不始末の処理さえ出来ず、国を守れるか」と言いたい。
この弟の疑惑は固いので反論できない。そこで無視し、本紙の報じた不倫情報につき、玉木代表本人がXで本紙に記事削除を迫ったが、本紙が拒否したことは既報の通り。
そんななか、第6弾で報じた、(※編集部注:架空の投資詐欺を持ちかけられ玉木実弟の合同会社に3000万円を振り込んだ)横浜市で飲食店を経営するA氏の件につき、紆余曲折あったものの、11月28日、神奈川県警本部で正式に被害届が受理になり、この週明けからA氏の供述調書作りが始まることがわかった。
もっとも、それだけのことならミニ情報で済む話。
看過できないのは、これと並行する形で、玉木氏サイドが事件潰しのために暗躍しているとの情報が確かな筋から入ってきたことだ。
具体的にいうと、その一つが、告訴人のA氏の会社に対し国税調査をやらせるというもの。
これは、大手マスコミに対してもよくある手口。
実際、本紙も、政界絡みの事件報道をしていた某大手新聞社に突如、国税調査が入り、報道を辞めたという話を聞いたことがある。(2ページ目につづく)
警察・検察・国税人脈を駆使、A氏の告訴を取り下げさせる狙い
記者の経費精算など、ネタ元を知られないように飲食の分を別人名で付けることも。それを反面調査なり、虚偽申告でやられたらいくらでも責めどころはある。
今回の場合、A社長の飲食店会社に国税を入らせ税金の追加徴収をやるとなればA氏が音を上げ被害を取り下げるという狙いだろう。だが、関係者は、A氏はキチンと税務申告しているので大丈夫だと。
一方、捜査を始めた警察の方には、元警察や検察上層部、あるいは政治家などのコネを使い、事件そのものを潰す。無理な場合は不起訴になるなど。
本紙では、実例として黒川弘務元東京高検検事長の疑惑を報じたことがある(この場合は逮捕のはずが在宅起訴に)。また、被害者側が汚職警官のせいで逆に逮捕された疑惑も。さらにごく最近では、大阪のお寺「正圓寺」を巡る乗っ取り事件で、被疑者は逮捕されず、告訴人の方が逮捕された事例も。本紙・山岡自身も警官との繋がりが強いパチンコメーカーの疑惑を報じたら、逆に名誉棄損で書類送検されたことも。
「実は国がやっている」事件潰しに動く一般社団法人の実名
本紙は、玉木氏実弟と相談相手のLINE会話の一部を入手している。
今年7月時点のものだが、ネット記事に関してはハッカーを使って消させようと思っている旨の玉木氏実弟のものも。
この時期、写真週刊誌『フラッシュ』が第一弾記事(ネット版も)、本紙もほどなく報じ出した時期にだ。
ちなみに、このLINE記録の冒頭の「議員」とは、実兄の雄一郎氏を指すと思われる。
そして警察と国税を使う件に関しては、玉木実弟は具体的な会社名を上げている。
●●●氏というのは、東京都●●●区で「●●●」という●●●コンサルをしている者。そして「実は国がやっています」と玉木実弟がいう「●●●」とは、一般社団法人「●●●――(この続きはメルマガをご購読ください。伏せ字(●●●)にした一般社団法人の名称、要職に名を連ねる警視庁、国税庁、政界関係者の経歴もご覧いただけます。公益性、真実相当性があれば相手が大物政治家でもアウトローでも恐れず報じる『アクセスジャーナル』はあなたの支援を必要としています)
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(本記事は『アクセスジャーナル・メルマガ版』2024年12月9日号を一部抜粋したものです。この号では下記の内容を掲載しています。初月無料でお読みになりたい方はぜひご登録下さい)
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image by: 玉木雄一郎オフィシャルサイト