国民民主党・玉木雄一郎代表(55)の実弟に投資詐欺疑惑が持ち上がった。この弟は過去に暗号資産絡みでトラブルを起こしており、ペテン師呼ばわりされるのは今回が初めてではない。さらに今回、疑惑を報じた『アクセスジャーナル』に「金を払うから記事を消せ」の圧力も。ジャーナリスト・山岡俊介氏が主宰する『アクセスジャーナル・メルマガ版』が報告する。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:<ミニ情報>国民民主・玉木代表実弟の投資詐欺疑惑
“初犯”ではない、玉木雄一郎代表「実弟の投資詐欺」重大疑惑
国民民主党・玉木雄一郎代表(55)の実弟は、現在も詐欺で生計を立てているとの情報が。
弟は玉木秀樹氏と言い54歳。
秀樹氏といえば、本紙既報のように、かつて「キングスコイン」なる仮想通貨(暗号資産)を売り出し、2018年10月に上場したものの、その後、投資勧誘時の「値上がりする」どころか、ほぼ無価値となり、「詐欺だ!」と騒がれたものの、一応上場はしたことから事件化は免れた。
(メルマガ2019年8月12日号より抜粋・再掲)
「キングスコイン」という仮想通貨(現「暗号通貨」)が2018年10月11日、ニュージーランドの「BIT NOAH」(ビットノア)というマイナーな取引所に上場した。1日数件の取引があるかないかで流動性はゼロ。つまり、ICOの意味がないといっていいコインだ。発行元は香港の「スカイキングスインターナショナル」という会社<中略>
同社の経営陣を見て見ると日本人と思われる名前が3名ある。内2人は苗字が同じ。David.H.TamakiとEddie.E.Tamaki。それぞれ、玉置秀樹、玉置栄三郎が本名のようで、兄弟<中略>実はこの2人の玉置氏、本当は玉木と書く。
秀樹氏の経歴は不明だが、栄三郎氏は麻布獣医大出身の獣医師でもある。出身は香川県。「国民民主党」代表の玉木雄一郎氏の父親は香川県獣医師会副会長でもあった。そして、雄一郎代表の地元は香川県。
そう、この3人の玉木氏は兄弟で、雄一郎が長男。次男・秀樹氏、三男が栄三郎氏<中略>今回は後の弟2人が怪しげな仮想通貨に関与していたのだ。しかも、上場しても値が付かない状態。投資家は大損している――<後略>
(以上、『アクセスジャーナル・メルマガ版』2019年8月12日号より MAG2NEWS編集部にて抜粋・再掲)
それで反省して静かにしているのかと思ったら、まったく逆で、少し前まではドバイを拠点に、アラブの王族との繋がりを強調し、今回は完全に投資詐欺と思われる案件を持ち歩き、相当の被害者が出ているという。
しかも、出資を募る際、「選挙の応援をしている」などといい、兄・雄一郎氏との仲の良さを強調。
まさか政党代表の実弟が詐欺はしないだろうということで投資した者が多数いると見られることから、事が公になれば、雄一郎氏は代表辞任という事態になってもおかしくないだろう。
「金を払うから記事を消せ」のメール
(MAG2NEWS編集部より)
今回の国民民主・玉木代表の実弟の投資詐欺疑惑を『アクセスジャーナル』が指摘した後、山岡氏のもとに「金を払うから記事を消せ」という旨のメールが届いた。山岡氏はもちろんこれを拒否している。
国民民主・玉木代表の実弟の記事を本紙アクセスジャーナルで報じたら、先程、添付したように「カネ払うから消して」旨のメールが来た。せっかくだが、本紙はブラックジャーナルでないのでお断りします。逆に、記事の信ぴょう性が裏づけられたのではhttps://t.co/fGomVfDU76 pic.twitter.com/rP1FashgpA
— 山岡俊介 (@yama03024) June 28, 2024
さらにその後、週刊誌『FLASH』が3000万円を持ち逃げされたという被害者の証言を報じるなど、玉木代表はいよいよ言い逃れができない状況となっている。
『アクセスジャーナル・メルマガ版』では次号以降、山岡氏がこの疑惑をさらに詳しく取り上げる予定だ。
(本記事は『アクセスジャーナル・メルマガ版』2024年7月1日号を一部抜粋・再構成したものです。同号では以下の記事を掲載しています。初月無料でお読みになりたい方はぜひご登録下さい)
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