8月第3週、人気絶頂のお笑いタレント・なかやまきんに君の元マネージャーが詐欺容疑で逮捕された事件が各種メディアにより報じられました。この案件を深堀りしているのは、ジャーナリストの山岡俊介氏が主宰するメルマガ『アクセスジャーナル・メルマガ版』。当誌の最新号では、すでに昨年の7月に伝えていたきんに君の元マネージャーに関する記事の内容をあらためて紹介するとともに、この事件に「さらなる奥」がある可能性を指摘しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:本紙で1年以上前に指摘。もっと奥深い疑惑も──なかやまきんに君のマネージャー逮捕
本紙で1年以上前に指摘。もっと奥深い疑惑も──なかやまきんに君のマネージャー逮捕
大手マスコミは一斉に、8月12日、警視庁に、お笑いタレント・なかやまきんに君(本名・中山翔二)の個人事務所「333」(ささみ)の元マネージャー、飯尾雄一容疑者(51)が、同事務所から現金800万円を騙し取った詐欺容疑で逮捕されたと報じている。
飯尾容疑者は調べに対し、黙秘しているという。
誤解を恐れずに言えば、これだけ見れば、きんに君は完全に被害者だ。
大手マスコミは、警察発表だけに基づき報じているから、内容は同じだし、同事件は、きんに君事務所が警視庁に被害届を出し、その後、警視庁が捜査を進め逮捕になったとも報じている。
だが、本紙では1年以上前の2024年7月19日、独自取材により、本紙連載「この男、詐欺師につき」において、「なかやまきんに君のマネージャーは詐欺師(現在、失踪中)」とのタイトルで、飯野容疑者の実名、運転免許証も晒し報じていた。
ただし、その記事を見てもらえばわかるし、大手マスコミも余罪があるようだとは報じているが、1年以上前の本紙記事では、「10数人、その被害額は少なくとも数億円になる」との見方を報じていた。
さらに、被害を受けたとされるきんに君の事務所「333」との間では、「同事務所にカネを振り込ませ、その1割程度を“手数料”として差し引いた全額をバックさせるケースが相当数あります」との被害者の証言も本紙では紹介していた。
つまり、節税(?)のためか、きんに君の関与もあり、そのなかで飯尾容疑者が“つまみ食い”した部分もあったというのが本紙が取材した率直な感想で、この事件にはさらなる奥がある可能性があるといいたいのだ。
同じような見立ては、今回の逮捕を受け、『週刊文春』も電子版で
――(本記事は『アクセスジャーナル・メルマガ版』2025年8月18日号を一部抜粋したものです。同号では下記の内容を掲載しています。全文をご覧になりたい方はぜひご登録ください。公益性、真実相当性があれば相手が大物政治家でもアウトローでも恐れず報じる『アクセスジャーナル』はあなたの支援を必要としています)
【『アクセスジャーナル・メルマガ版』2025年8月18日号 目次】
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「遠藤ちひろ」都議(都民ファースト)事務所の公選法違反疑惑
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<連載>福賀中の兜町アンダーワールド(83)「先週の仕手株情報など」
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本紙で1年以上前に指摘。もっと奥深い疑惑も──なかやまきんに君のマネージャー逮捕
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怪文書登場で中止になった「シンシア」TOB など
※<お知らせ>本紙YouTube版『深層追及』、今週は(1)「石破潰し? 三原じゅん子、暴力団幹部とのツーショット写真報道」、(2)「瀬戸内の島、中国人買収報道に思うこと」
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image by: X(@福岡県警察本部広報課)