フジテレビ日枝久が「中居正広」よりも恐れる「もう1つの暗部」…ダルトンもすでに把握、「反社会的勢力との手打ち疑惑」に重大関心

20250127fuji-rizin_eye
 

芸能界引退に追い込まれた中居正広の女性トラブルをめぐり、フジテレビは27日に臨時取締役会を開催し、さらに同日16時から記者会見を行う予定。一連の騒動では“物言う株主”のダルトン・インベストメンツがフジに強い圧力をかけているが、港浩一社長の退任だけで済ませるつもりはないとみられる。「中居のSEXスキャンダル」や「女子アナ上納疑惑」よりも厄介なフジの「もう1つの暗部」について、ジャーナリストの山岡俊介氏が主宰する『アクセスジャーナル・メルマガ版』が報告する。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:<ミニ情報>米ファンド、「中居騒動」で第三者委員会設置要求──フジTV、さらに頭の痛い問題も

フジテレビ最大の疑惑は「中居」ではなく「反社」だ

大手マスコミ既報のように、今年に入り、タレントの中居正広と女性との性的トラブル関連で、フジTV幹部3人の関与も指摘されるなか、米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ・インク」(ネバダ州ラスベガス市)側が、1月14日付けで、フジTVの親会社「フジ・メディア・ホールディングス」(4676。東証プライム。東京都港区)に対し、「コーポレートガバナンス(企業統治)に深刻な欠陥があることを露呈している」と指摘し、第三者委員会を設置し調査することを求める書簡を出した。

ダルトンは共同保有する他の2社と併せ、フジ・メディア・ホールディングス株7・19%を保有する大株主。

昨年5月には、株価が低迷しているとして、MBO(経営陣が参加する買収)を要求する書簡を送っているが、フジTV側に拒否されている。

そこに持って来て、今回の中居騒動でさらに株価下落ではダルトン側がピリピリするものわかるが、フジTV側は幹部3人の関与を否定している。

だが、フジTV側にとっては前から抱える別件があり、今回の中居騒動とのW効果で、さらに深刻な事態になり得る可能性もあると懸念しているとの指摘もある。

それは、本紙が独占して報じている、格闘技団体「RIZIN」の試合放映(現在は中止)に関するフジTVと反社会勢力との手打ち疑惑だ。

しかも、その件を告発している●●●●氏は警察にも駆け込み、またダルトン側とも接触している。

この記事の著者・アクセスジャーナルさんのメルマガ

初月無料で読む

※ワンクリックで簡単にお試し登録できます↑
¥880/月(税込)初月無料 毎週 月曜日
月の途中でも全ての号が届きます

print
いま読まれてます

  • フジテレビ日枝久が「中居正広」よりも恐れる「もう1つの暗部」…ダルトンもすでに把握、「反社会的勢力との手打ち疑惑」に重大関心
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け