ペットと暮らすおうちの宿命、それはソファや布団に毛が溜まる問題。
コロコロじゃ追いつかないし、かといって床用の掃除機を布団に使うわけにはいきません。見て見ぬふりをしていたその悩み、Xiaomi(シャオミ)さんが、まさかの5,000円台で解決してくれました。
今回レビューするのは、スマホでおなじみXiaomiの「布団クリーナー」。
正直、安すぎて半信半疑でしたが、使ってみたら引くほどゴミが取れて感動しました(笑)。
猫の毛も、目に見えない微細なホコリもこれで一網打尽! ここでは、実際の使い心地をシェアしたいと思います。
5,000円台で機能全部入り。Xiaomiの本気度がすごい
まず驚くのがそのスペックと価格のバランスです。
布団クリーナーはUV除菌や温風機能がつくと2万円を超える製品も多い中、Xiaomiは執筆時点で5,000円台。しかも機能に妥協がありません。
下のイボイボのついた3つのパーツが、毎分1万2000回の高周波たたき。これが振動して奥のダニの死骸やゴミを浮かし、そこを1万2000Paの強力吸引で吸い取ります。
さらに、細菌やダニを除去する254nmのUVライトや、50℃の温風が吹き出す温風乾燥機能まで搭載。布団クリーナーに欲しい機能を全部乗せしてくるあたり、さすがXiaomi。
これで5,000円台は本当に事件です。
本体は約1.63kg、レバーも持ちやすく、私は片手でスイスイ動かせました。Xiaomiらしい白を基調としたデザインもお気に入りです。
【閲覧注意】ソファから「謎の粉」が大量に…!
さて、気になるのはその実力です。
まずは猫たちがいつも寝ているソファから掃除してみます。猫の毛がちょっと付いているくらいかなと思っていたのですが、数分後にダストカップを見て絶句。
そこには、猫の毛と一緒に、細かい灰色の謎の粉がびっしりと溜まっていました。これがダニの死骸なのか、繊維の奥のホコリなのかは分かりませんが、とにかく粒子が細かい。
今までコロコロで掃除した気になっていましたが、奥にはこんなに汚れが潜んでいたのかと驚愕。それと同時に、掃除の成果が可視化されるのがめちゃくちゃ快感でした。
なぜこんなに細かいゴミが取れるのか。実はXiaomiの「布団クリーナー」に搭載された4層フィルターのおかげ。
吸い込んだ微細なホコリを逃さずカップに閉じ込める設計が、あの引くほどの取れ高の秘密です。
ただ、50℃という温風は、熱さを感じるほどの温度はなく意外とマイルドな体感でした。
これでダニや細菌の繁殖を抑制できるのかは正直分かりませんが、乾燥機ではありませんので、あくまで補助機能として、「掃除ついでに湿気対策もできる」くらいの割り切りが正解でしょう。
メンテナンスも簡単だから気軽に掃除できる
たっぷりゴミを吸った後は、ダストカップを外して捨てるだけ。フィルターも水洗いできるので、猫の毛や微細なホコリで汚れても経済的に使い続けられます。
このメンテナンスの手軽さも、こまめな掃除を後押ししてくれました。
外から持ち込んだ花粉がソファなどに付着してもサッと掃除できるので、これからやってくる花粉の時期にも大活躍してくれそう。
正直、2万も3万もする布団クリーナーなら渋ってしまうところですが、5,000円台でこの気持ちよさが手に入るなら「買い」以外の選択肢はありません。
特にペットと暮らすご家庭には、一家に一台、全力でおすすめしたいアイテムです!
Photo: にしやまあやか
Source: Amazon.co.jp
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