チームがうまく機能しない、メンバーの動きがバラバラ——そんな悩みを抱えるリーダーは少なくありません。実はその原因、「役割の視点」が2つあることを知らないだけかもしれません。今回のメルマガ『探偵の視点』では、著者の後藤啓佑さんが、探偵の調査現場から学んだ「役割の二層構造」をもとに、チームや組織を成功に導く思考法をわかりやすく解説しています。
調査中の”役割”から見えること
一口に探偵と言っても、調査現場の中には様々な”役割”があります。
調査員の人数が多くいれば、 徒歩尾行をする人 車両を回す人 バイクで相手車両を捉える人
など、対象者を尾行するのに必要な役割を割り当て、任務を遂行していきます。
この現場を別の視点の役割で見ると、 指揮監督する人 遂行する人 カバーする人
など、「尾行」よりももっと大きな「調査を成功させるための役割」という視点があります。
このように、探偵の調査現場では、2つの視点からなる役割が存在します。 実行の役割と、方針の役割です。
この場合、2つの視点の役割が存在するのであれば、リーダーは、一番適格な場所に一番適格な役割を配置する必要が出てきます。
例えば上記の場合だと 指揮監督する人→車両を回す人 遂行する人→徒歩尾行をする人 カバーする人→バイクで相手車両を捉える人 というように配置するのがベスト。
これが、チームを作る上で大切な考え方です。 このような3名の調査チームと、一人一人がバラバラに対象者を追いかける3名では、調査の成功率は格段に変わってくることはイメージしやすいと思います。
組織やチームへの応用
上記は、探偵の調査現場での話ですが、個人的には、会社組織でも、様々なコミュニティでも当てはめることができると思っています。
まずは方針の役割「リーダーや遂行役、カバー役や盛り上げ役など様々」を決め、その後に実行の役割を当てはめていく。
そしてこれらを共有することで、誰がどの部分を担当するのかがはっきりしてきます。 そうすることで、”責任”と個々の”作業目標”もしっかりと見えるようになる。
どのような規模の組織を運営していくのにも、この考え方は使えます。
そして、この考え方を「現場単位」で瞬時に組めるようになると、「場」が成功するようになります。 隣の彼はどのような役割になっているのか そうなれば、自分はどの役割に徹するのがいいのか などなど、俯瞰的に場を掌握できるようになります。
僕が探偵の調査現場から学んだことですが、色々と使える考え方だと思いますので、是非取り入れてみてください!
この記事の著者・後藤啓佑さんのメルマガ
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