敗戦からわずか十数年で、「メイド・イン・ジャパン」を世界的ブランドへと押し上げた戦後日本の「ものづくり力」。その象徴とも言えるソニーの輝きは、多くの日本人に誇りと希望を与えたと言っても過言ではありません。今回のメルマガ『『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』』では、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』等の著作で知られる辻野晃一郎さんが、1962年にニューヨークにオープンするや、1日に数千人が詰めかけたというソニーショールームの再現AI動画を紹介。その上で、人々を幸せにする工業製品によって築かれた日本ブランドの価値と、武器輸出解禁へ進む現在の日本社会に対する強い危機感を綴っています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです:嬉しいAI動画投稿のご紹介
嬉しいAI動画投稿のご紹介
前号の「今週のメインコラム」、【3周年記念特別企画】第1回の安藤さんとの対談の中で、安藤さんが、「米国留学中の1965年頃に立ち寄ったニューヨーク5番街のソニーショールームが大変印象的で、それがソニーを意識した最初だった」という話をされていました。
これを読まれたメルマガ購読者の方が、Xに以下の投稿をされていたので、ご本人了承の上で紹介させていただきます。
● https://x.com/akihirotsukaue/status/2052994262330122681
塚上晃弘(Akihiro Tsukaue)|店舗集客/求人コンサルタント
@akihirotsukaue@ktsujinoさんのメルマガ「グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中【Vol.155】」を拝読。
1965年、ニューヨーク5番街のソニーショールームの賑わいに思いを馳せた。
世界を席巻した日本のものづくり。あの熱気を、もう一度。
#ソニー #辻野晃一郎 #メルマガ
当時のソニーショールームの雰囲気を想像してAI動画で再現されたようです。もちろん、実際のものとは違うフィクション動画で、よく見ると辻褄の合わない箇所もありますが、是非ボリュームをオンにして再生してみてください。
軽快なバックグラウンドミュージックの効果もあって、わずか45秒の中に、古き良き時代のアメリカや、そこに燦然と輝くソニーの存在感がダイレクトに伝わってくるようで、しばしノスタルジックな幸福感に浸ることができる秀作です。1日に数千人が詰めかけたといいますから、実際にはもっとごった返していたかもしれません。
@akihirotsukaueさん、どうもありがとうございました!
残念ながら、実際のニューヨークのソニーショールームの写真はあまり残っていないようですが、ソニーのHPには、以下の写真が掲載されています。
敗戦というどん底からわずか17年で、戦勝国のビジネス拠点ニューヨークの繁華街に、日章旗を星条旗と共に対等に並べて掲げ、米国人で大盛況のショールームをオープンするとは、当時の時代背景を考えればまさに離れ業だったと思います。これを目にした日本人がどれだけ勇気づけられたかは想像に難くありません。
(※ いま辻野さんのメルマガにご登録いただくと、「メルマガ創刊3周年記念特別企画」として5月からスタートした、ソニー元社長の安藤国威さんと辻野さんの対談を第1回からお読みいただけます。この対談は今後シリーズとして続きます。ソニーを知り尽くしたお二人の貴重な対談シリーズ開始のタイミングに、ぜひご登録をご検討ください)
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AI動画を投稿してくださった @akihirotsukaueさんは、「世界を席巻した日本のものづくり。あの熱気を、もう一度」と書いておられますが、戦後の日本は、人々を幸せにする工業製品で世界から尊敬される「メイド・イン・ジャパン」の輝けるブランドを築き上げました。
残念ながら今やその輝きはすっかり色褪せてしまいましたが、かと言って、熟議や国民への説明も経ずに5類型をあっさりと撤廃し、殺傷能力のある武器輸出を含めた軍需産業への回帰を強引に推し進めることは、戦後日本人が80年の歳月をかけてコツコツと積み上げてきた努力や成果をすべて水泡に帰すものです。
そのようなことに深く思いを馳せることもなく、また、多くの心ある国民の懸念を顧みることもなく、一方的に強引な政策を推進する高市政権や、それに加担する経済界の連中には強い憤りを覚えます。
(本記事は『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中 』2026年5月15日号の一部抜粋です。このほか「【3周年記念特別企画】ソニー元社長安藤国威氏と語る」と題した「今週のメインコラム」や「読者の質問に答えます!」、「スタッフ“イギー”のつぶやき」など、レギュラーコーナーも充実。この機会にぜひご登録をご検討ください)
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