松本日奈
料理家。北イタリア留学中に現地の料理人やマンマから料理を学ぶ。レシピ開発やケータリング、弁当づくり(ひな弁)などの活動のほか、不定期で焼き菓子を販売する店「fuwako」を運営。シンプルで素材を生かした家庭料理や余らせがちな食材の活用法、季節の保存食、手間を省いたつくりやすいレシピが人気。
料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は、秋もおいしい「なす」を使ったひと品をご紹介します。
潔く「なす」だけでつくる一品
先日、八百屋で立派ななすを発見。旬は夏ですが、秋のなすもおいしいですよね。
実がしっとり柔らかそうだったので、加熱してなすの旨みを堪能することにしました。
シンプルになすだけを使った料理。肉など他の素材を使わずに「潔く、なすだけにしてよかった!」というおいしさです。
なすだけの炒めもの
<材料(つくりやすい分量)>
・なす…大1本(小ぶりのものは2〜3本)
・しょうが…1片
・しょうゆ…大さじ1
・酒…大さじ1
・砂糖…小さじ1
・片栗粉…大さじ2
・油…大さじ2
・ごま油…小さじ1(あれば)
・一味唐辛子や七味唐辛子…適量(お好みで)<つくり方>
1. しょうがは皮付きのまま包丁の背でぎゅっとつぶす。なすは乱切りにし、ボウルかビニール袋に入れて全体に片栗粉をまぶしておく。
2. フライパンに油(大さじ1)を引き、しょうがを入れて火にかけ、しょうががふつふつとして香りが出てくるまであたためる。
3. 片栗粉をまぶしたなすを加え、弱めの中火でどの面にも焼き色をつけていく。途中で油(大さじ1)を足し、5分ほど全体を焼く。
4. 全体に焼き色がついてなすがしんなりしたら、しょうゆ、砂糖、酒をまわしかけて絡める。最後にごま油を小さじ1ほど回しかけると、照りが出る。
5. 皿に盛り付け、お好みで一味唐辛味や七味唐辛子を振って召し上がれ。
しょうがの香りがポイント
できたてを口に入れると、とろ〜り。焼き目の香ばしさも相まって……たまりません。これはきっと冷めてもおいしいはず。
ポイントはひとかけのしょうがです。しょうがの香りが移った油でなすを焼くことで、食欲の増す風味になりますよ。
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提供元:ROOMIE