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なぜケイティ・ザカライア米報道官は、たった5日で退任したのか?トランプ大統領が見誤った女性報道官の「素顔」

トランプ政権で、就任からわずか5日で退任するという異例の事態が起きました。ホワイトハウスの報道官に起用されたケイティ・ザカライア氏は、記者会見での対応や自身の経歴をめぐる問題に加え、夫の過去のビジネス関係にも注目が集まっています。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では、著者で国際政治経済学者の浜田和幸さんが、ザカライア氏の退任に至る経緯と、その背景にある問題について解説します。

トランプ大統領の女性報道官はたった5日でクビ!その隠されたワケ

ぶっちゃけ、11月の中間選挙でぼろ負けが予測されているせいか、トランプ大統領は焦りまくっているようです。

そんな中、ホワイトハウスのケイティ・ザカライア報道官は就任後、わずか5日で退任すると発表。

彼女の在任期間は、トランプ政権のホワイトハウス報道チームの中で最も短いものとなりました。

就任直後、トランプ大統領は「彼女は素晴らしい弁護士だ」とべた褒め状態でしたので、余りの惨めな結末に共和党内からもトランプ大統領の“見る目のなさ”に失望感が広がっています。

この期に及んでも、トランプ氏は彼女がメディアによって「かなりひどい」扱いを受けてきたと述べ、必死に守ろうとしましたが、無駄でした。

何しろ、ザカライア氏は13日に就任後初の記者会見を15分足らずで切り上げ、記者からの質問は3件しか受けず、厳しい批判にさらされたものです。

最初のホワイトハウス記者会見では明らかに緊張した様子を見せ、ノートに書かれた要点を読み上げただけ、しかも夫を大統領と呼ぶ有様でした。

同じ日、トランプ氏が記者団の質問に応じた際、ザカライア氏は「どこで司法試験に合格したか」との質問が出たのですが、その場にいたものの、「中国にいた時だ」と答えたのです。

しかし、メディアが徹底的に調べて追及すると、彼女は司法試験に合格していないと認めざるを得ませんでした。

そして、自己弁護でしょうが、「中国で適切な資格をもって国際取引法の実務を行っていた」と声明で述べたのです。

これでは明らかに大統領の報道官としては失格と言わざるを得ません。

しかも、辞任劇の裏側では別の問題も発生していたのです。

何かと言えば、彼女が大統領と言い間違えた夫のタイラー氏の経歴に他なりません。

実は、彼は中国語が堪能で、中国に拠点を構える投資会社に籍を置き、モンゴル、ブラジル、アフリカ等でのビジネスに係わってきたのですが、中でも北朝鮮の鉱物開発会社への投資や設備、食品の販売にも与していたという由々しい過去がありました。

もちろん、現在はエンタメ業界で働き、妻のザカライア夫人をアメリカのメディアに引っ張り出すことに精力を注いでいます。

その姿を見て、トランプ大統領も彼女を報道官に指名したようですが、彼女の経歴のみならず、夫の北朝鮮パイプには目が届かなかったというわけです。

ぶっちゃけ、「時すでに遅し」でしょう。

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image by: Dylan Hayes Photo / Shutterstock.com

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【著者】 浜田かずゆき 【月額】 ¥550/月(税込) 【発行周期】 毎月 第1〜第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く) 発行予定

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