※アフィリエイト広告を利用しています。
法人口座を選ぶ際に重要となるのが振込手数料ではないでしょうか?
法人として事業が拡大すると、多くの企業との取引が増えるため、振り込み手数料の負担が無視できなくなります。
中には、振込手数料だけで年間数十万円もかかっている企業もあるでしょう。
では、法人口座の中で振込手数料が安いのはどこなのか、本記事では比較表を作成して解説します。
さらに、振込手数料が無料の銀行やおすすめのネット銀行の法人口座もご紹介します。
法人口座の振込手数料の相場比較!無料はどこ?
まずは、有名な法人口座における振込手数料の比較表をご覧ください。
同じ銀行宛の振込手数料と他行宛の振込手数料にわけてご紹介します。
【同銀行宛の振込手数料】
|
銀行名 |
振込手数料 |
|
三井住友銀行 |
無料 |
|
みずほ銀行 |
同一支店宛:無料 本支店宛:3万円未満は220円、3万円以上は440円 |
|
新生銀行 |
無料 |
|
三菱UFJ銀行 |
3万円未満:110円 3万円以上:330円 |
|
りそな銀行 |
同一支店宛:無料 本支店宛:330円 |
|
ゆうちょ銀行 |
100円 |
|
イオン銀行 |
無料 |
|
楽天銀行 |
52円 |
|
PayPay銀行 |
55円 |
|
住信SBIネット銀行 |
無料 |
|
GMOあおぞらネット銀行 |
無料 |
【他銀行宛の振込手数料】
|
銀行名 |
振込手数料 |
|
三井住友銀行 |
3万円未満:165円 3万円以上:330円 |
|
みずほ銀行 |
3万円未満:490円 3万円以上:660円 |
|
新生銀行 |
3万円未満:220円 3万円以上:330円 |
|
三菱UFJ銀行 |
3万円未満:484円 3万円以上:660円 |
|
りそな銀行 |
605円 |
|
ゆうちょ銀行 |
165円 |
|
イオン銀行 |
5万円未満:220円 5万円以上:440円 |
|
楽天銀行 |
3万円未満:150円 3万円以上:229円 |
|
PayPay銀行 |
160円 |
|
住信SBIネット銀行 |
145円 |
|
GMOあおぞらネット銀行 |
145円 |
同じ銀行宛の場合は、振込手数料無料の法人口座が5つあります。
同支店は無料とする銀行もあるので、同じ銀行を利用している取引相手ならコストを押さえた振込ができるでしょう。
しかし、他行宛となると振込手数料が無料の法人口座はありません。
そのため、異なる銀行を利用している取引相手の場合は、コストをゼロにはできません。
とはいえ、他行宛の振込手数料が無料が一番高い法人口座と一番安い法人口座では、かなりコストに差が生じます。
他行宛の振込手数料の差額を比較
ご紹介した比較表を見ると、他行宛の振込手数料が最も高いのは「みずほ銀行」と「三菱UFJ銀行」の660円(3万円以上)です。
一方、最も振込手数料が安い法人口座は「GMOあおぞらネット銀行」と「住信SBIネット銀行」の145円になります。
では、取引を繰り返すと、どれくらいコストに差が生じるのか比較してみましょう。
|
660円 |
145円 |
差額 |
|
|
10回 |
6,600円 |
1,450円 |
5,150円 |
|
30回 |
19,800円 |
4,350円 |
15,450円 |
|
50回 |
33,000円 |
7,250円 |
25,750円 |
|
100回 |
66,000円 |
14,500円 |
51,500円 |
|
200回 |
132,000円 |
29,000円 |
103,000円 |
|
300回 |
198,000円 |
43,500円 |
154,500円 |
|
400回 |
264,000円 |
58,000円 |
206,000円 |
|
500回 |
330,000円 |
72,000円 |
258,000円 |
このように、振込手数料の差は数万円〜数十万円にも上ります。
取引コストがかかると、事業資金として使えるお金が減ってしまうため、コア業務に悪影響を及ぼしてしまいます。
反対にコストを抑えられれば、浮いたお金を新しい事業に投資したり、既存の業務に使ったりできるでしょう。
振込手数料が安い法人口座で作りやすいのはネット銀行
前述の通り、振込手数料がかさむと大きな損失になります。
そのため、特別な事情がない限りは振込手数料が安い法人口座を開設した方が良いでしょう。
比較表をご覧いただくとわかる通り、主要銀行の中でも特に低コストなのが以下の2行です。
- GMOあおぞらネット銀行
- 住信SBIネット銀行
ここでは、上記2つの法人口座について詳しく解説します。
GMOあおぞらネット銀行
「GMOあおぞらネット銀行」は、振込手数料が当行宛が無料で、他行宛が一律145円の法人口座を提供しています。
しかも、月20回までなら他行宛の振込手数料は無料です。
さらに、月額500円を支払って「振込料金とくとく会員」になれば、他行宛の振込手数料が1件当たり129円になります。
業界最安値の振込手数料で取引ができるので、とにかくコストを抑えたい方におすすめです。
ちなみに、GMOあおぞらネット銀行には創業期や赤字決算の法人でも受け入れてくれる、融資枠型のビジネスローンがあります。
法人口座を開設して取引実績を作っておけば、ビジネスローンの審査も有利になります。
契約すれば限度額の範囲内で何度でも借りられるので、万が一への備えとして利用すると良いでしょう。
|
口座維持費 |
無料 |
|
振込手数料 |
|
|
口座開設時間 |
最短即日 |
|
オンライン完結 |
〇 |
|
ビジネスローン金利 |
年利0.9〜14.0% |
|
融資枠 |
1,000万円 |
住信SBIネット銀行
「住信SBIネット銀行」は、代表者の本人確認書類のみで開設できる法人口座を提供しています。
他の銀行なら求められる決算書や事業計画書等のわずらわしい書類は不要です。
加えて、申し込みはパソコン・スマホから24時間いつでも可能で、書類提出もネット上で行えます。
完全オンラインで口座開設ができるので、手間をかけずに法人口座を使いたい方におすすめです。
振込手数料は他行宛が一律145円のところ、「振込優遇プログラム」の利用によって最安130円まで下がります。
|
振込回数 |
自行宛て |
他行宛て |
|
5回未満 |
無料 |
145円 |
|
5回以上 |
140円 |
|
|
20回以上 |
135円 |
|
|
50回以上 |
130円 |
上手に活用すれば、どの法人口座よりもコストを抑えた振込が可能です。
|
口座維持費 |
無料 |
|
振込手数料 |
|
|
口座開設時間 |
最短翌営業日 |
|
オンライン完結 |
〇 |
|
ビジネスローン金利 |
年利0.9〜14.0% |
|
融資枠 |
3,000万円 |
振込手数料が安いネット銀行を利用するメリット
振込手数料が安いネット銀行を利用するメリットは以下の3つです。
- コスト削減になる
- 24時間利用できる
- 利便性に優れている
お伝えしている通り、振込手数料が安ければ大幅なコスト削減に繋がります。
振込手数料で浮いたお金は、新事業の設備投資や税金の支払等に充てられます。
また、ネット銀行は基本的に24時間いつでも振込が可能です。
営業時間に縛られる心配がないため、忙しい方でも無理なく利用できるでしょう。
もちろん、パソコンだけでなくスマホやタブレットからも手軽に振込ができます。
いつでもどこでも利用できるのがネット銀行の強みなので、口座開設しておけばビジネスの大きな助けとなってくれるでしょう。
振込手数料が安いネット銀行を利用するデメリット
振込手数料が安いネット銀行を利用するデメリットは以下の3つです。
- 現金の引き出しに制限がある
- ATM手数料がかかる
- サポートに限界がある
まず、ネット銀行は支店やATMが少ないため、現金を引き出す際に提携ATMを探す必要があります。
つまり、近くに利用可能なATMがなければ、現金を引き出せない欠点があるわけです。
苦労して提携ATMを見つけられたとしても、利用手数料がかかる恐れがあります。
振込手数料で得した分をATM手数料で奪われてしまうケースも珍しくないので、利用する際は注意が必要です。
加えて、ネット銀行はサポートとのやり取りが基本的にオンラインです。
対面ほど行き届いたサポートは受けられないので、複雑なトラブルに見舞われた際は解決が難しい可能性があります。
振込手数料が安い分、サポート体制は整っていないので、その点は理解しておいた方が良いでしょう。
まとめ
法人口座の振込手数料を比較した結果、当行宛なら無料の銀行がありました。
しかし、他行宛になると無料の銀行はなく、最も安いところでも「GMOあおぞらネット銀行」「住信SBIネット銀行」の一律145円です。
それでも上記2つのネット銀行なら、他の銀行よりもコストを抑えた振込ができます。
振込手数料を抑えられれば、削減したお金を事業資金として使えるでしょう。
ビジネスを円滑に進められるようになるので、法人の方は振込手数料が安い口座を選ぶことが大切です。