【食べ比べ】カップ麺、最前線。有名ラーメン店コラボの侮れない再現度

2016.08.01
by gyouza(まぐまぐ編集部)
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お湯を入れるだけで調理でき、食器いらずで気軽に食べられるカップ麺。

最近ではフカヒレやスッポンを用いた高級路線やヘルシーで低カロリーなものなど様々な新商品が登場していますが、根強い人気があるのが有名ラーメン店とコラボし、その味を再現したカップ麺です。

今回EntamePlex編集部では、今年発売された有名店コラボカップ麺をチョイスし食べ比べてみました。

■「有名店シリーズ マタドール 濃厚味噌らぁ麺」(日清食品)
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最初に紹介するこちらは、北千住にある牛骨らぁ麺 マタドールのセカンドブランドとして2013年にオープンしたお店:みそ味専門 マタドールの濃厚味噌らぁ麺を再現したもの。味噌ラーメンといえば、通常スープのベースはトンコツであることが多いのですが、こちらのお店では“牛”のコクが効いた濃厚なスープが特徴です。

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それだけに今回の商品にもビーフフレーバーオイルが別入れで用意されており、これを加えることでカップ麺ながら厚みのあるスープに仕上がります。
麺は中細のストレートで、スープの個性に負けない存在感アリ。
また、レンコンやトマトなど、味噌ラーメンとしては珍しい組み合わせの具も◎。
やや甘みを感じるドロリとしたスープと個性的な麺&具が一体となり、食べごたえのある一杯になっています。

■「つじ田監修 魚介豚骨らーめん」(エースコック)
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つけ麺で有名なめん徳二代目つじ田が監修したカップ麺。スープは濃厚な魚介豚骨。トンコツをベースに鶏や魚介、野菜、さらには数十種類の素材を活かしたというこのスープは濃厚ながらしつこくない後を引く旨さ。

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麺は切り口の四角い太麺で、ほどよい噛みごたえが楽しめます。具はチャーシューがプリっとした歯ごたえがあり、メンマのシャキシャキ感も◎。税抜き205円という価格を考えるとコスパもよく、スープのバランスも良いので魚介豚骨系好きな方に特におすすめです。

■「縦型ビッグ 麺屋 極鶏 鶏だく」(東洋水産)
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人気の行列店ひしめく京都の一乗寺から、麺屋 極鶏(ごっけい)監修のカップ麺が新発売。極濃の鶏白湯スープで知られる極鶏のなかでもこのメニューは看板メニュー。そんな逸品を再現したこの商品。鶏のうま味とゼラチンのとろみが効いた黄金色のスープは、その濃度や色も相まってまるでポタージュスープのよう。とはいえ野菜でとろみを出すようなベジポタ系とも違い、鶏の滋味を前面に押し出したスープに仕上がっています。

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麺は店舗と同じく太麺で、コシのある麺がクリーミーなスープと調和。麺とかやくで395kcal、スープだけで106kcalあるそうで、しっかりとお腹にたまるボリューム感のある一品です。

■「池袋大勝軒 55周年記念 中華そば 大盛り」(エースコック)
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濃厚系のカップ麺が続きましたが、最後に紹介するのはあっさりした中華そば。池袋大勝軒といえば、つけ麺の元祖とされる「もりそば」を生み出し、のちのつけ麺ブームの先駆者となった山岸一雄氏が1961年に創業した名店中の名店です。そんな大勝軒の特徴はやはり自家製麺。このカップ麺も麺にこだわり、もっちりとした噛みごたえと歯切れの良さが感じられる多加水麺を使用しています。

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スープは豚と鶏、そして魚介の風味がしっかりと感じられ、あっさりしたなかにもコクがあり飽きのこない味わいに。
具はワンタンやナルト、焼き海苔などまさに中華そばの王道まっしぐら。
商品名に“大盛り”とあるとおり麺のボリュームもあり、あっさりした一杯ながら満足感はかなりのものです。

【まとめ】
味噌ラーメンの新しい世界を体験したいなら「有名店シリーズ マタドール 濃厚味噌らぁ麺」。
粘度の高い濃いスープを思いっきり楽しみたい人は「縦型ビッグ 麺屋 極鶏 鶏だく」。
魚介豚骨ファンにおすすめできる「つじ田監修 魚介豚骨らーめん」。
シンプルイズベスト、あっさりした中華そばを食べたいなら「池袋大勝軒 55周年記念 中華そば 大盛り」。

名店コラボ系のカップ麺を一通り食べてみましたが、それぞれスープであればダシとなるエキスや味付け、麺なら太さや切り口で変わる食感やのどごしにまでこだわりっていて、名店のラーメンへのリスペクトを感じました。お店のラーメンと比べたら調理方法や調理時間の制約もあるカップ麺で、よくぞここまで……と思えるほど、その再現度は侮り難いものとなっています。みなさんもぜひ食べてみてください!

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記事提供:EntamePlex

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