国会の本会議を欠席したことで、維新の党を除名された上西小百合衆院議員が連日ニュースに取り上げられています。上西小百合議員は、「今後も無所属で頑張る」とのことですが、メルマガでも様々な意見が寄せられています。
橋下氏の厳しい態度は、選挙違反の判決への布石
元・衆議院議員の石川ともひろさんのメルマガ『週刊 汚名返上！』（初月無料）によると、石川さんも、「2012年総選挙直後の特別国会で見たときに、これは国会にそぐわない感じの人だな、風で受かってますオーラが全開に出ている」という印象をもったといいいます
また、橋下徹最高顧問が厳しい口調になるのには、上西小百合議員の行動だけではなく、厳しい態度を見せなければいけない理由があるのだとか。
というのも、「現在、青森一区から立候補し、比例復活した升田世喜男議員が選挙違反で失職する可能性があり、その公判日は5月29になる。今回の上西小百合議員に続き、また維新の議員の不祥事を起こしたというイメージが、統一地方選挙前に出来上がってしまう。これは、府議会、市議会で多数派を確保するには大きなダメージとなる」のだという。
「予算会議は、会社で言えば株主総会に匹敵するほどの重要な会議。それを欠席するのは理屈から言えば絶対に欠席してはいけない会議」と苦言を呈している。
京都旅行では普通に呑みくいしていた
また政治ジャーナリストの今西憲之さんのメルマガ『まいど！ 週刊！ 今西憲之ジャーナル』（初月無料）では、欠席した前日の3月12日に診療所で、ビタミン注射を打ってもらったのにも関わらず、自身の病名を「過敏性胃腸炎とか、ウィスル性とか…」と述べるのが不自然で、「病名すらはっきりしないのに、適切な注射の治療ができるのだろうか？」と疑問を投げかけている。
また、不倫旅行などと噂された京都への旅行は、テレビ取材に暴言を吐いていた家城秘書の実家だったということだが、家城秘書の知り合いの話を掲載し、普通に食べて飲んでいたので体調は悪くはないようだったとのこと。
当選させてしまった政党として、除名すべきではない
また、メルマガ『日刊 大石英司の代替空港』は、むしろ除名しないほうがいいという意見
これからこの人に、次の選挙まで国民は無駄金を支出することになるわけでしょう。除名なんかして知らん顔するんじゃなくて、議員辞職が嫌だと言うのであれば、彼女を当選させた政党として、少なくとも任期中はきちんと管理して、政党としての責任を果たして欲しいですね。
この騒動、上西小百合衆院議員が辞任するまで終わらないかもしれませんね。
（まぐまぐ編集部／KIRIN）