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叱るより効果的!失敗した大人のブログが、子どものサボり癖を直す

子どもがサボっているのを知りながら、ため息をついているお父さんお母さんに朗報です! 無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、子どもが親の言うことをきかないのは「甘え」ているからであり、最も効果的なのは「サボったらどうなるかを身を以て教えてくれる大人」だと、ネットを活用した驚きの「サボリ癖解消法」を紹介しています。

サボリ癖

さて、本日はサボリのお話。

先日、サッカーが大好きだというチューボーと話をしていてビックリしました。サッカー部は人数が多いから、サボっていてもバレないと得意そうに話すのです。

おい、チューボー。キミの言う好きってのはその程度かね。

練習をサボるコと真剣にやったコで、差が付かないと本当に思っているのかね。私がこの子の行く末を案じたのは言うまでもありません。

この子に限らず、人生を破壊する威力のある悪癖、

サボり癖

コドモのサボリ癖に悩んでいる親御さんは多いようです。

ま、そもそも子供なんてサボリ魔だからね(苦笑)。

あるある、なカンジじゃないでしょうか。

そもそも子供がどうしてサボるかと言えば、サボることの結果の重大性が分からないから (^3^)~3 ですよ。

結果とは行為のアトに来るものですが、まだ十数年しか生きていない人間にとっては、年単位のスパンは想像しきれないくらい長いんです。

結果を予想するには遠すぎるってことなんです。

サボるということは、なにかやった方がいいことやるべきことを「やっていないということ」です。当たり前ですが。やっていないということは、やった人との間に差が生まれるわけです。そして、サボることが習慣づいてしまっている場合、この差はチリツモとなって「大差となる」んです。この『大差』がどの程度のものなのか子供には分からないんでしょう。

目の前の些細な辛さや面倒くささ、ちっこい義務を逃れることの方が重要になってしまうんです。

だから、サボった場合の隠蔽手段として実によくやるのは「やったとウソをつく」ことなんです。親や先生にバレなければ、やっていないことも『やったことになる』と思っているからです。

そこには、監督者に対する恐れはあっても「やっていない事実に対する恐れはナイ」のです。バレなくたってやっていない事実は変わらないんですけどね。

実に、じっっっっつに正視しがたいほどの浅薄ぶりです( ̄■ ̄)

ま、だからコドモと言うんだが。

言うまでもなく重要なのは「やっていない事実」であって、監督者にバレるかどうかは問題じゃありません。監督者にバレたってバレなくたって、やっていない事実がそのままなら、ちゃんとやったコとの差は埋まるはずがないですから。

コドモは、サボってやらなかったことの結果がどうなるのか分からないのだと言いましたが、時のごとくの年少者ですから、年単位の長いスパンは考えられないんです。

サボったコとサボらなかったコ。この『差』がチリツモとなってどうなるのか。

オトナには明白すぎるこの『差』をよく言って聞かせる必要があると思うんです。

「それはもうさんざん言っているんだけど…」

うん。そうだと思います。ホントに。言わないわけないモン、親なら。

言っても分からないといのも、子供ならではの知恵の浅さでしょう。

しかも、自分の親に言われても「甘えてしまう」んです。でも、これがヨソの人だと、また事情は違いますよね。

なんというか、ホントっぽいというか重みがあるというか。でも、

「そんなコトを言ってくれるヨソの人なんていない」

ですよね。だって、サボったらどうなるか身をもって教えてくれるオトナって、要するにサボリ癖のあるオトナなんですからね。

付き合いませんよねえ、フツー(苦笑)。

ところが、今のご時世、そんなオトナは「ネットにあふれている(◆_◆)」んです。『サボリ癖 子供』などで検索すれば、ビックリする数のサボっちまったオトナたちのブログがヒットします。

そのオトナたちの日常と言えば

・・・・・・・・・(=人=)

まあ、これが極端な例なのかどうかよく分かりませんが、イヤなこと辛いことから逃げ続けサボリ続ければ、こうなるのも「論理的帰結」と言えるかもしれませんね。

学生時代だけならともかく、成人してある程度の年齢になっていると、本人自身が相当な努力をするだけでなく、周囲の粘り強く温かく厳しい支援がなければ、社会復帰はできないでしょう。必然的に周囲にかかる負荷犠牲もかなりのモノになるはずです。

しかも、それでも親御さんが健在なうちは、まだ生きていけるでしょう。

定年退職したり、介護が必要になったり、親側がケアを求める状態になったとき、本当の地獄が訪れるのです。

繰り返し言いますが、サボリ続けるとはこういうことです。

お子さんがサボったら、将来の恐るべき姿を見せてあげてください。

ネットにはそんな姿があふれているので、年単位の長さを容易に飛び越えて不幸で悲しい姿を見せてあげられますよ(■_■)

image by: Shutterstock

 

システマティックな「ま、いっか」家事術
食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。
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