相次ぐ地鳴りに異常変動…2016年は巨大地震の「Xイヤー」となるか?

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新しい年を迎えてまだ間もない今日この頃。ネット上では「地鳴りのような音がした」という報告が多数寄せられ、大きな地震の前兆ではないかという不安の声が高まっている。

地鳴りを耳にしたという報告を発信しているのは、主に都内など関東地方に住むユーザーたち。それらの声を総合すると、「ゴォ~」といった飛行機が通ったような不気味で大きな音が、1月5日の午前中から断続的に発生した、とのことである。

また今回は、この地鳴りにくわえ「ムクドリが大量発生している」「地震雲を見かけた」といった、異常な自然現象を指摘する声も多く挙がっている。なお、この地鳴りに対して気象庁等は見解を発表しておらず、その原因はまったく不明だ。

今から100年近く前の関東大震災の際にも、その半年前に地鳴りがあったことが記録されているなど、古くから大地震の前兆現象とされている地鳴り。南海トラフ地震首都直下型地震の発生が叫ばれて久しいが、今回は果たして来るべき大地震の前触れなのだろうか。

そんななか、大きな注目を集めているのが、電子基準点のデータを用いた独自の地震予測を発信しているJESEA(地震科学探査機構)が、昨年末に自身のメルマガにて公開した「緊急情報」である。

緊急情報

 

 JESEAが実験のため設置している神奈川県小田原と大井町の2箇所の自前電子基準点のデータに 12月8日17:00から22:00の間に大変大きな異常変動が認められました。

 ここ数日から1か月くらいに大きな地震が起きる可能性があります。

 2つの電子基準点では場所の特定はできませんが、設置されている南関東以外も可能性はあります。

 

『週刊MEGA地震予測』2015年12月9日発行号より一部抜粋)

文中にある“自前電子基準点”とは、国土地理院が建てた電子基準点とは別に、JESEAが独自に設置した電子基準点のこと。既存の電子基準点が、データの取得にタイムラグが発生するのに対し、こちらはリアルタイムのデータ取得が可能で、より早く精度の高い地震予測を提供するため、JESEAがその設置を進めている。

JESEAによると、これらの自前電子基準点は設置からまだ半年程度で、情報の集積が少ない実験段階であるとのこと。しかしながら、データに大きな異常値が出たのは事実であり、その使命を果たすべく緊急発信に踏み切ったとのこと。もちろん地震は複雑な自然現象ゆえに、この異常変動が地震の発生に即つながるわけではない、ともJESEAは説明している。

JESEAよる「緊急情報」にしても、また今回の地鳴り騒動にしても、我々にとって大切なのは「このような現象の発生を、防災意識をさらに高める契機とする」という姿勢。阪神大震災が発生した1・17を前に、改めて災害への備えに抜かりがないかどうか、再確認されてみてはいかがだろうか。

image by: Wikipedia

 

0001592103c-e1425613724148『週刊MEGA地震予測』
著者:JESEA(地震科学探査機構)
測量学の世界的権威である東京大学名誉教授・村井俊治氏による、測量工学的アプローチに基づいた地震予測を毎週配信。2014年に発生した震度5以上の地震を全て予測するなど、高い予測的中実績を誇り、テレビ・新聞・雑誌等での紹介も多数。
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