テディ・ベアの生みの親であるマルガレーテ・シュタイフ。彼女は高熱が原因で、1歳半で右手と両足にハンディを抱えてしまったといいます。無料メルマガ『育児に成功する【楽しい子育て絵本講座】』ではそんな彼女の伝記を紹介、親子で読むことで充実した毎日が送れるようになると記しています。
可能性を感じられる本
こんにちは、子育て絵本アドバイザーの山口理加です。
マルガレーテ・シュタイフをご存知でしょうか? マルガレーテ・シュタイフを知っている人は少ないかもしれませんが、テディ・ベアを知っている人は多いのではないでしょうか。
世界で初めてテディ・ベアを作ったのが、マルガレーテ・シュタイフです。マルガレーテ・シュタイフが100年以上前に作ったシュタイフ社は現在でも、毎年500種類以上のぬいぐるみを作り続けています。
マルガレーテ・シュタイフはどのような人だったのでしょうか? マルガレーテ・シュタイフは1歳半の時に、高熱が原因で、右手と両足が不自由になりました。手術や温泉治療を受けましたが、改善はしませんでした…。
でも、好きな事や得意なことをするなかで、さまざまな出会いがあり、考えたことを行動に移すなかで、テディベアを作りました。
テティベアは世界中の人に愛されています。
『マルガレーテ・シュタイフ』 佐藤豊彦 監修/かなき詩織 まんが
【あらすじ】
1歳半で右手と両足が不自由になったマルガレーテ・シュタイフ。
女性や障がいを持つ人が自立するのは難しい時代に、自分を信じ、努力を重ね、世界初のぬいぐるみ会社をつくりました。
そして、今も世界中で愛されているテディベアをこの世に送り出したのです。
(Amazonより)
子育てワンポイントアドバイス
お子さんに完璧を望んでいませんか?
生まれるまでは「五体満足で…」、生まれた後は、「這えば立て、立てば歩め」のように体の成長、幼稚園や保育園では「みなと仲良く」や「集団行動ができますように」入学後は「勉強」など…。
そして、
「○○しない」
「○○できない」
「楽しそうに○○しない」
「○○したがらない」
のように「ないこと探し」をして嘆いている親御さんは少なくないようです。
「ないこと探し」は「悩みや不幸の始まり」だと私は思います。だから、「あること探し」をお勧めします。
親が子どもに対して「あること探し」をして、「認める言葉」や「感謝の言葉」を子どもに伝えると、子どもは自分の好きな事や興味のあることに集中し、人の役に立ったり人を喜ばせたりするような人になります。
『マルガレーテ・シュタイフ』は漫画の偉人伝です。167年前のドイツの様子や人々の気持ちや行動などは、絵や会話からわかるように描かれています。
『マルガレーテ・シュタイフ』を読むことで、
・「どんな状況であっても、『ないこと探し』をやめ、『あること探し』をすると幸せになる」ということがわかります。
・「好きな事や得意なことを伸ばそう」と親子で思えます。
・今あるものに親子で感謝できます。
・お子さんが、好きなことをすることへのおそれが消え、好きなことをすることを快く感じられます。
・どんな人でもどんな状況でも、人のお役に立てるという、可能性を感じることができます。
そうなると、親子で安心して、好きなことに取り組めますので、充実した毎日を過ごすことができます。
image by: Shutterstock
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