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「ミニ四駆」が第三次ブーム。大人ファン必読メルマガ、好評配信中!

現在、第三次ブームが続いているミニ四駆

子どものころに夢中になった大人たちが、再びハマっている姿も多く見られる今のブームですが、そんな“大人のミニ四駆ファン”にピッタリなメルマガ『ミニ四駆チャンピオンズ「チームはいれぐ こむお」の限られた時間で挑むミニ四駆頂点』が、この3月から配信をスタート。そのすこぶる実践的な内容に、一部のファンから注目が集まっています。

著者のこむおさんは、全国各地の大会で活躍を続けるミニ四駆ファンならお馴染みの存在で、あのタミヤが現在60名だけ認定(2016年3月22日時点)している、名誉ある称号「ミニ四駆チャンピオンズ」を得ているレーサーの一人。

……とはいっても、ミニ四駆に人生のすべてを捧げる、“仙人”のようなお方ではなく、普段はサラリーマンとしてお勤めをされ、ご家庭では6歳の2児(双子なんだそうです)の良きパパなんだとか。つまり趣味の範囲内で、全国レベルの好成績を残しているワケなんです。

そんなこむおさんが“大会で勝つための主な要素”として挙げているのが、「公式大会コース攻略/マシン設定」「改造」「レースマネジメント」「取り組み方」の4つ。最新号では、そのうちの「レースマネジメント」の一環として、“優勝を意識した電池戦略”を前・後編に渡って解説しています。

今回は特別に、その前編を少しだけ公開! ……ふむふむ、目先の1レースを勝つのと、複数回のレースを勝ち抜いて優勝するのでは、使用すべき電池は全く違ってくるようですね。

“大人の財力”でマシンをバリバリに改造してみたものの、大会ではさっぱり勝てない……そうお悩みのミニ四駆ファンは、結構多いはず。そんな方は“モーター約1個分”よりお得な購読料で読めるこのメルマガで、トップレーサーのノウハウを手に入れてみてはいかがでしょうか?

レースマネジメント<優勝を意識した電池戦略(1)>

【前置き】
本題に入る前に、まず、皆さんの公式大会への参加の目的は何でしょうか。

1.レースにまったく興味はない。仲間との交流など他に目的がある。
⇒おそらくこのメルマガを読んでいる人の中にはいないと思います。

2.優勝なんてまったく目指していない。目の前の1レースを勝てれば良い
⇒朝ぎりぎりまで充電したネオチャンプや、ポケットにいれて人肌で温めた電池など、その場限りのパワーソースを利用してレースに出ると、目的を遂げやすいかもしれません。ただし、この場合、優勝は限りなく遠くなります

3.優勝を狙っている、チャンスがあれば優勝したい、など、どこかに優勝への”熱い”思いがある。
⇒本号と次号のターゲットはもちろんこの3番です。

 

【その1:支給電池を考慮する】
さて、本題です。現在公式レースで主に使用される電池はタミヤ製のニッケル水素の「ネオチャンプ」アルカリの「パワーチャンプGT」です。

さらに、ジャパンカップでは富士通のアルカリ「プレミアムタイプ」も使用可能となります。

#レースごとの正確な情報は公式のイベントインフォメーションをご確認ください。

そして優勝決定戦では、タミヤさんからアルカリの「パワーチャンプGT」(ジャパンカップの場合は富士通の「プレミアムタイプ」)が支給され、アルカリ乾電池で勝負を強いられます。(特に冬場の屋外大会では、キンキンに冷えたアルカリ電池をご提供頂けますorz)

優勝を狙う以上、ここを基点に電池戦略を組み立てることが重要です。

優勝決定戦になったとたんに、マシンが遅くなる、もしくは速くなってCOというのでは、せっかくあと一歩で優勝というところに到達しているにもかかわらず、そのチャンスをふいにしてしまいます。

言い換えると、1次予選から準決勝までの走りと優勝決定戦の走りが、ほぼ同じであることが、優勝決定戦での安定、かつ、速い走りにつながり、優勝の可能性を高めることにつながります。

【その2:1次予選から準決勝までの電池】
では、極端な話、1次予選から準決勝までのすべてをアルカリ電池で走り、走りを調整していけば良いという考え方もできますが、そう簡単にはいきません

こむおは、以下の3つの観点から、1次予選から準決勝まではアルカリよりネオチャンプを使った方が良いと考えています。

・準々決勝から準決勝の2レースは電池の交換ができない。つまり、ニッケル水素と比べて垂れやすい(パワーがなくなるのが早い)アルカリで、この2レースに挑むのは、ネオチャンプで挑んでくるレーサーに対してハンデを背負うことになる。

垂れやすいアルカリには、たかだか1レース内でも、最初速くて後半遅くなるという性質が、ネオチャンプより出やすい。そのため、適正タイムで走った場合は、電池が元気な1、2周目は、実は飛ばしてすぎていて、COの危険性が高まっており、一方で、1、2周目が適性スピードであれば、5周トータルのタイムはネオチャンプで適正スピードで5周走った場合と比較して遅くなることがある。

・ネオチャンプの方がお財布にやさしい

ここまでのまとめです。

優勝決定戦はアルカリでの勝負を強いられる
・1次予選から準決勝までの走りと優勝決定戦出の走りがほぼ同じであれば、優勝決定戦で勝つ可能性が高まる
・1次予選から準決勝までの電池はネオチャンプが良い

image by:Wikipedia

 

『ミニ四駆チャンピオンズ「チームはいれぐ こむお」の限られた時間で挑むミニ四駆頂点』より一部抜粋
ミニ四駆チャンピオンズ「チームはいれぐ こむお」が、公式大会コース攻略/マシン設定、改造、レースマネジメント、取り組み方といった観点で思うところを語ります。皆さんの勝利に少しでも貢献できると幸いです。
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