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【豆知識】ヒントは、この画像。「へそ」は英語で何と言う?

近年、日本でもすっかりお馴染となったベリーダンスと、食べて美味しいネーブルオレンジとの間に、意外な関係があるってご存知でしたか? 無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、思わず「なるほどねー」と唸ってしまうような、その2つに共通する「ある体の部位」がユニークな形で紹介されています。

意外に知らない身近な単語

ずいぶん前になりますが、NHK総合で「英語でしゃべらナイト」という番組があったのはご存知でしょうか。英語に関するトーク・バラエティ番組と言えばいいでしょうか。そういう位置づけだからか、教育放送ではありませんでした。

世界で活躍している日本人へのインタビューなどさまざまなコーナーがあったのですが、中でも楽しかったのが「パックン英検」のコーナーでした。お笑いコンビ「パックンマックン」のパトリック・ハーランが、ある英単語の説明を読み上げて、それを聞いた出演者達(NHKの松本アナウンサー、釈由美子ら)が、何の単語かを考えて当てる、というクイズ形式のコーナーです。

後に『Pakkun’s Dictionary』というタイトルで本も出たのですが、今は残念ながら絶版のようです。

日本語でやればこんな感じです。

これは「事典」という語を説明したものですが(『例解新国語事典』第6版)、説明だけ聞いて元の言葉を考えるのは、確かに良いトレーニングになります。

実際のパックン英検ではこんな感じです。

日本語に訳したら簡単な話です。「お腹の中心にある小さくて丸いくぼみ 」のことなのですが…。

こう言えば、「あぁ、『へそのことか!」とすぐにお分かりになると思うのですが、問題は、「あれ? 『へそ』って英語でなんと言うんだっけ?」というところです。

母語話者なら、言葉を覚え始めた頃にすぐ覚える語の1つじゃないかと思うのですが、外国語として学ぶ場合、意外にこういう言葉を覚える機会がないのです。

口語では「belly bottun」という言い方もありますが(そう、ベリーダンスのベリーはへそ」です)、普通に使う「へそ」は「navel」です。片仮名で書くと…「ネーブル」です。

あれ? どこかで聞いたことありませんか?

ネーブルオレンジのネーブルです。あのてっぺんがへそに似ているからネーブルって名前がついたそうです。ネーブルオレンジは知っていたけど、ネーブルがへそだったとは知らず、初めてこのクイズを読んだ時に、へーーーーと思ったのを思い出しました。

外国語を勉強する時に、割と早い段階で、頭から足の先まで身体の部位を覚えていきますが、案外「へそ」って抜けていませんか。そういえば日本語教育でも「へそ」という単語が教科書で出てきただろうか…と、今はすぐに思い出せません。

ネーブルオレンジを食べる機会があったら、「へそ!」と思い出してみてください。

image by: Shutterstock

 

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