「人生は短い」などという名言を引き合いに出すまでもなく、人間に与えられた時間に限りがあるのは自明の理。それならばせめて充実した人生を送りたいものです。無料メルマガ『起業教育のススメ~子供たちに起業スピリッツを!』では、限られた時間を最大限に活かす「5つの時間の使い道」が紹介されています。
5つの時間の使い道
以前、時間の活かし方、時間管理(タイムマネジメント)をテーマにした研修を聴講したことがあります。時間は有限であることから、自立・自律型人財にとっても、時間を有効に活用していくことは、とても大切なことだと言えるでしょうね。
本号では、聴講した研修の中で学んだ「時間の使い道」を参照しながら、時間の活かし方について考察していきたいと思います。研修の中では、英国の古い祈りの言葉を介して、5つの時間の使い道のお話がありました。
「時間を仕事に使え、それは成功への第一歩である」
自らの足で立つためには、経済的な礎、土台を築くことが必要ですね。そのためには、仕事であり、何らかの物事に取り組むことに、時間を使っていくことが大切になります。
しかし、その仕事、取り組む物事をイヤイヤやっているようでは、自らが描く成功にはつながりませんね。せっかく有限である時間を使うのなら、やはり、仕事でも、取り組む物事でも、全力で気持ちを込めてやっていくことが重要であり、それが、自分が描く成功への第一歩になるのではないでしょうか。
「時間を思考に使え、それは力の源である」
インターネットの普及などによって、以前に比べて情報量が莫大に増えたこともあり、何か分からないことがあると、手軽に情報などを調べてしまいがちですね。私自身もそうです。
とは言っても、情報はあくまでも情報でしかありませんから、その情報を取捨選択したり、新たなアイデアを生み出すために活用したりするには、やはり、自分で考えることが必須と言えますね。
別の研修に登壇した講師は、自分ひとりで考える時間を持つために、ひとりでキャンプに行っているとも言っていました。
「時間を遊びに使え、それは永遠の若さの秘訣である」
多趣味な人を見聴きしていると、好奇心も旺盛ということもあって、外見だけでなく、精神的にも若々しさを保っているように思います。例えば、芸能人であれば、所ジョージ氏を思い浮かべます。
本業以外に、何らかの趣味などを持つということは、「ONとOFF」を切り替えることで、心身ともにリフレッシュすることにつながり、仕事などの本業にも好影響を与えるのではないでしょうか。
「時間を読書に使え、それは知恵の泉である」
本を読むことの大切さは、幼少期から言われていることですね。私自身も、そのように言われていましたが、児童、生徒時代は、読書は苦手でしたね。
なぜなら、「読書をしたら、感想文を書かなきゃいけない」という思い込みに縛られていたからです。今では、ビジネス書が中心ですが、本を読むようになりました。
時間は有限ですから、自分自身が経験、体験することができる物事は、限られますね。そのような中で、読書をすることで、何らかの知識を得るだけではなく、その著者が経験したこと、体験したことを、疑似体験することができます。
自分自身が経験、体験から得た知恵に加え、著者が得た知恵も手にすることができますね。
「時間を友達づきあいに使え、それは幸福に至る道である」
以前、こんな話を聴いたことがあります。
「私たちは、生まれる時は泣いて、周りの人は笑顔になる。私たちは、死ぬ時は笑顔で、周りの人たちは泣いてくれる、そんな生き方をしたい」
という話です。たしかに、自分自身が亡くなろうとしている時に、自分が泣いて、周りの人たちが、「やれやれ、死んだか」と笑顔でいたとしたら、その人生は幸せとは思えないのではないでしょうか。
やはり、人との出会い、ご縁を大切にして、「その人に、何ができるか」などと考えて、貢献していくことに時間を使っていくことは、幸せな人生を歩んでいく上で、大切なことだと言えるでしょうね。
そして、自分が亡くなる時に、自分は充実感いっぱいの笑顔で、周りの人たちは、自分を惜しんでくれて泣いてくれるような人生が、幸せな人生だと言えるのではないでしょうか。
image by: Shutterstock
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