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誰も教えてくれない、劣等感を克服した上に成功まで掴める方法

どんな人にでもコンプレックスの一つや二つはあるとわかっていても、ついつい他人と比べて落ち込んでしまうもの。今回の無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』では、そんなコンプレックスを克服する方法と、見事コンプレックスを克服し、幸せになった後に味わえるという「究極のリラックス法」が紹介されています。

運が良くなる習慣~劣等感の克服とつき合い方

今回のテーマは運が良くなる習慣の一つと考える「劣等感の克服」について、私が最近思う事を語りたいと思います。

私が幸運体質を身に付ける為の習慣の一つとしているのが、自分の身に起きた不運を幸運に変える事。そんな不運の中で最も根深いのが生まれ持った性格や身体に関する劣等感ですよね。

劣等感とは自分一人で生きている分にはあまり感じられないものですが、社会の中で他人と比較されると浮き上がって来るものです。「自分が劣っている」とか「物事を上手く出来ない」といった事実を認識した時、不都合でやり場のない怒りや悲しみが自分に向いてしまいます。

この辺きちんと自己分析が出来ていない人は、その感情が無意識と結びつきカルマのような混沌としたものになって行きます。よって克服する一番簡単な方法は、劣等感はとりあえず横において、実際に起こっている現象を文字で紙に書き出す事。

「つらい」とか「自分が嫌だ」などの感情は完全放置プレー。ただ物理現象として起こっている劣等感の原因だけを書き起こす。すると自分に起こっている事とそこから生まれるネガティブ感情を客観視できるので、克服の筋道を立てられるんですね。

ちなみにこれは有料版でお配りしている「願望実現シートの」ファーストステップで行う作業です。自身の課題を克服したり、自分に眠る願望を掘り起こしたい方は是非ご活用下さい。

さて、人が上記のような劣等感を克服するスキル(道具)を持つとどうなるか? 劣等感から生まれる感情はマイナスの物ですが、そこに克服の筋道を立てられるようになった時、その符号はプラスに変わります。実はこれが幸運のタネの最大の秘密の一つでもあるのですが…。つまりこう言う事です。

劣等感が大きい程富と成功を掴める」。

例えばあなたの劣等感が「鼻が低い」とか、「ちょっとまゆ毛が気に入らない」などの小さいものならそこから生まれる劣等感数値はマイナス数ポイント程度のものでしょう(笑)。

これが「小さい頃から貧乏で一家5人6畳一間で暮らしていました。靴はボロボロ、給食代が払えなくて先生からも嫌がられました。挙句の果てには唯一心の拠り所だった先生が陰で親をバカにしているのを知って、許せなくて将来絶対金持ちになろうと強く思いましたね」といった強烈な劣等感を感じていたらそれは何十万ポイントもの強いマイナス感情と言えるでしょう。実際に子供の頃に苦境を抱えた人達が、その克服法を考え、巨大に膨れ上がった感情をプラスの反発力に変えて巨富を築いた例は沢山あります。

というわけで、これが劣等感とのつき合い方、その一です。しかしながら劣等感の使い方はこれだけでは終わりません。何より克服できたとしても、いつまでも過去からそのエネルギーを引っ張っていてはまた不幸へ落ちてしまいます。よってより長い目で劣等感とのつき合い方を設計しておく必要があるんですね。

ここまで、不運の一つである先天的なコンプレックスや劣等感をバネに、幸運体質に変わる方法ををお伝えしました。で、あなたが実際に劣等感を克服して幸せになった時、かつて持っていた劣等感の原因をどこに置いたら良いのか? というのが次の話です。

「音多さん『どこに置いたら』って、劣等感は克服すれば消えるでしょ?」

いえいえ消えませんよ。だってこれはあなたが先天的に持っているものなんですから、あくまであなたの一部です。お伝えしたように劣等感というのは感情であり、これは現象とは別なんです。劣等感を克服して消えるのはあなたがその現象から感じている不都合でやり場のない怒りや悲しみであり、現象自体が消えるわけでは有りません

例えば上に挙げた「小さい頃、貧乏が許せなかった人」の例なら、彼がその劣等感をエネルギーに変えて成功を掴めても、過去に貧乏だったという事実は消えないわけです。

そんな時、どうすれば良いか?

彼は成功に至るプロセスで劣等感をエネルギーに変えてきました。それは元々マイナスの符号が付いた「不幸」のエネルギーを、意識的にプラスに変える事に成功したわけですが、大元がマイナスのエネルギーである事は変わりません。

よって彼がいつまでもこの不幸話を語り、過去の貧乏を悪者にし、そこからエネルギーを引っ張ってこようとするとあまり気持ちよく無いんですね。下手するとまた不幸へ落ちていきます。例えば過去の境遇を怨み続け、色んな人を見返し続けます。ですから一度劣等感を克服したらその原因とのつき合い方を変える必要があります。

じゃあどうするか?

答えはその原因(過去の自分)に再びどっぷり浸かる事。過去の不幸は今も現象としてあなたの一部を構成しているわけです。鼻やまゆ毛が気に入らなくて手を加えた人も、今はきれいでも心の中には昔の自分のイメージが消えません。過去のダメダメだった自分も、貧乏だった自分も本質としてはまだそこにいるわけです。

だからもう一度過去の自分に戻り目をつぶってどっぷり味わうんです。劣等感を克服した後ならあなたには自信があり、安全地帯にいますから何があっても大丈夫。

するとどうなるか?

ここで得られるのが意外なほど大きな「リラックス」。今の自分は劣等感を克服した自分。しかしそれは見方を変えれば本来の自分ではありません。劣等感を克服する為に何らかの仮面をかぶってきた状態であり、大きなテンション(張力や緊張)がかかっています。よって過去の本来の自分に触れるとゆるゆるのリラックスが味わえるんですね。

こうした過去とのコンタクトは、成功者になった後にリラックスする為の究極の方法とも言えます。過去の自分はあなた本来の姿であり、居場所。それは捨てるのではなく、実家のように戻る場所だったりします。

例えば私のコンプレックスは自分がナマケモノである事。私の本当の正体はどうしようもない怠け者です(笑)。だから私はそんな自分が嫌いです。なのでその劣等感を克服する為に気付いたらメルマガ1,000回も継続していた。

ここで私がかぶっている仮面は「これでどうだ! 俺は怠け者じゃないぞ!」というもの。そしてこれがテンション(緊張)です。この高いテンションが非常に危ない糸。だからこの糸をぐらんぐらんにゆるませてあげないと危ない。なので例えば朝起きがけにベッドに沈み込みながら本来のダメダメな自分に溺れる。「今はこんなに頑張っちゃってるけど、本来の私はナマケモノ♪ そんな自分だーい好き」とやる。

劣等感を克服した後なら、こう言う事をやっても良いんです。既にあなたを悪く言う人もいないわけですから。ただ、努力もしないうちからコレだと困りますけどね(笑)。

image by: Shutterstock.com

 

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【著者】 音多秀茂 【発行周期】 ほぼ 季刊

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