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見られているぞ。勉強を楽しめない親の子が勉強嫌いに育つ理由

我が子を「勉強好きな子供」に育てたいー。多くの親御さん共通のこんな思いですが、その鍵は親自身が握っているようです。今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、お子さんを勉強好きにする簡単な方法を紹介しています。

勉強好きな子供を育てるには?

勉強好きな子供を育てるにはどうしたらいいかという話。

至極単純な話ですが、「勉強が楽しい」と思えば好きになります。

と、ここで終わってしまうと「タネ」にならないのですが、でもここが一番重要なのです。「楽しいかどうか」というところが。

何かこう勉強すること、学ぶことを、苦痛というか重荷のように扱うようなところを感じることがあります。「罰として宿題!」という言い方をするのがその典型例です。そういうことを繰り返されると「宿題=罰」というのが刷り込まれます。家で勉強するのが苦痛になるのも無理はありません。

本来学びは楽しいものなのに、それを苦痛なものにしようとしているのではないか? という気がします。

子供に勉強好きになって欲しければ、まずは「勉強は苦痛なものだという価値観を見せないことです。親自身が新しいものを学ぶことに積極的で、新しいことを知ったら嬉しい、楽しいという表情をしているかどうか。子供が学校から帰ってきて「こんなん習った」と言うのを、嬉しそうに聞けるかどうか。「へーーー、すごいね、そうなんだ」と感心し、喜んでいたら、新しいことをどんどん持ってきてくれます。そのうち本で自分で学んだことも講義してくれるでしょう。

親自身が楽しんでいれば、「学びは楽しいことになります。子供が勉強好きになるかどうかは、ひとえに周りの大人の姿勢にかかっています。少なくとも、勉強=罰という図式を刷り込むような大人がいては、子供が勉強嫌いになるのは当然です。

自分の言動にそのようなところがないか、見直してみるのもいいかもしれません。

単純な話、親や周りの大人がそのことを楽しそうにやっていれば、子供は真似してやりはじめます。いつも本を読んでいる姿を見ていると、横に来て自分も絵本を開くでしょう。いつもゲームばかりしている親が、「お前は本を読んでろ」と言っても、それは無理です。ドキュメンタリー番組を見て、動物や植物の生命力や科学の世界に触れるのを楽しんでいる親を見ていれば、どの番組を選ぶか、子供なりに考えるようになるはずです。

楽しむ姿を見せればいい、というだけのことで、実にシンプルで簡単なことですね。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 1日1粒!『幸せのタネ』 【発行周期】 日刊

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