先日掲載の「介護施設での虐待、このままでは減らせない…深刻な人手不足で悲鳴」という記事では、人手不足により「介護施設での虐待が深刻化している」という衝撃の事実をお伝えしました。今回の無料メルマガ『もう辞めたい!人間関係とストレスに悩む介護士が明日からの仕事にらく~な気持ちで行ける方法』では、著者で現役介護士の篠原ひかるさんが介護士としての立場から「介護士たちが抱える不満」について驚きのデータを紹介しています。
介護士の退職理由の本質は結局はこれ??
介護の仕事をしていると毎日毎日大きなことから小さなことまで問題が起きます。
「利用者の件で上司に文句を言われた」
「上司に怒られた」
「◯◯の件で管理者に相談したけどダメだった」
「またあいつがこんなことしたよ」…etc
毎日何かしらストレスがかかる事柄が起きます。
しかし問題の本質を掘り下げて行くと二つの事柄にたどり着くのではと思います。
それが「人間関係」と「運営に対する不満」です。
統計としても出ています。
厚生労働省が出している平成27年「介護人材の確保について」というレポートP20によると下記のようになっています。
- 結婚・出産・育児 31.7%
- 法人、事業所の理念や運営の在り方に不満があった 25%
- 職場の人間関係に問題があった 24.7%
- 収入が少なかった 23.5%
- 心身の不調 22.0%
- 労働時間・休日・勤務体制があわなかった 18.9%
1.の結婚、出産も寿退社ですが、働きながら育てられない環境だったということも考えられるし、5.心身の不調などもヤバイ上司や人間関係のストレスや人件費カットで無理な人数で現場を回していたなどが考えられます。
多くの問題が人間関係の問題と運営に対する不満に関係してきます。
運営の問題が最終的には介護報酬が低く人件費を上げられないという問題に行き着くものはどうしようもありませんが、「人間関係の問題」などは「あることを学べば」ある程度なんとかなる問題もあります(ならない問題もありますが…)
あることとは何か?
それがこのサイトでお伝えしたいと考えているカウンセリングなどの心理学の知識やスキルです。
なぜカウンセリングなどの心理学の知識を用いると人間関係が良い方向に行くのかというと、二つの問題にアプローチ出来るからです。
- やばい人間関係のストレスからあなたを守る手段を持つ
- やばい人間関係に心理アプローチし、あなたが楽な気持ちで行けるように人間関係を変える
このメルマガではそんな情報をお伝えし、まじめで優しい介護士がはれやかな気持ちで明日の仕事へ行けるよう応援出来ればと思います。
image by: Shutterstock.com