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9月は病や不祥事に注意!今月お参りするべき全国の神社23選

9月といえば秋祭りの季節、秋祭りといえば御神輿。その「わっしょい」という掛け声、「和が一緒になる」から来てるってご存知でしたか? そんな神社関係の作法やしきたりなどが満載のメルマガ『開運神社ナビゲーター®西邑清志の「今を生きる為の神道的作法」』最新号では、神霊的視点から見た9月の正しい過ごし方と全国の今月お参りするべき神社が紹介されています。

9月に行くべき神社

9月の第1週目です。むかしは「長月(ながつき)」と言われておりました。今月は中秋の名月も観る事ができますね。神霊的視点から9月を見るとどうなるのでしょう。

「陽」が極まる月なのです。「陽(よう)」が極まり→「陰(いん)」に転換していく月だということが言えます。

「陰」になるとはどういうことでしょう。「陰」つまり、陰(かげ)に隠れていたものが表に顕れてくるということです。

陰に隠れていたもの…、それは、今年の夏に頑張り過ぎた果ての疲れがどっと出てきたり、今まで表に現れなかったや、今まで表に出なかったくすぶっていた事案が出てきて不祥事になってしまったりすることがあります。

今月9月から来年の3月までは、あまり無理をせずにお過ごしいただきたいと思っております。9月はそれほど重要な月なのだということを意識してお過ごし頂ければ幸いに存じます。来年に向けて着実に物事を進めていただきたいものです。俗に言う「秋口」とはそういうことなのです。

また、町や村のお祭りが多いのも9月です。豊作を祈る秋祭りが行われますね。私の個人的な話で恐縮ですが、私も毎年都内のお祭りで御神輿を担がせていただいております。御神輿に神様の「分魂」を入れ、人間が神様のその御神魂を担がせていただく。とイメージしてしていただくと、御神輿の意味をご理解していただけると思います。

最近は、町の御神輿を担ぐ光景を見ることがありますが、御神輿を担ぐ掛け声が、「そいそい」だとか「そいやそいや」などと、勢いだけは良いのですが、神社の世界はしきたりの世界です。

その「しきたり」から…、江戸(東京)の御神輿を担がせていただくときの掛け声は、「わっしょい、わっしょい」でした。

(御神輿を担ぐ皆の)輪が一緒になる。
(御神輿を担ぐ皆の)和が一緒になる。

→「わっしょい」「わっしょい」との掛け声をかけていたのです。

実際に、現代も、現在も、御神輿を担ぐときに「わっしょい」「わっしょい」と最高に勢いの良い掛け声を掛けているお祭りがあります。そのお祭りは、東京は深川の富岡八幡宮のお祭りです。

江戸時代は、粋な辰巳情緒の風情のある町で、粋な辰巳芸者も多くいた町でした。

現在のアクセスは東京メトロ東西線の門前仲町です。駅の地上に出て左手を歩いていくと富岡八幡宮の鳥居が見えてきます。鳥居をくぐり、参道を歩いていきますと、左側に大きな御神輿を見る事ができます。その御神輿の総重量は4.5トンというものです。

正直、4.5トンの御神輿を担ぐことは無理なのですが、現在は観賞用として飾られています。なぜ観賞用なのでしょうか?

その御神輿は佐川急便の佐川清が神社に奉納したもので、神輿の鳳凰の胸に7カラットのダイヤ、鳳凰の目は4カラットのダイヤ、1対の鳳凰の鶏冠にルビー2,010個、狛犬の目に3カラットのダイヤ、2対隅木の目に1カラットのダイヤ、4対小鳥の目に1カラットのダイヤ、4対の屋根に純金24kg、その他プラチナ、銀、宝石を多数使用しているのです!

ものすごい! としか言いようのないものです。富岡八幡宮の主祭神は、応神天皇です。ぜひご参拝ください。

さて、「今月(9月に)行くべき神社」の紹介をさせていただきます。

●北海道:北海道神宮
●青 森:善知鳥神社
●宮 城:大崎八幡宮
●新 潟:石船神社
●富 山:射水神社
●茨 城:筑波山神社
●千 葉:玉前神社
●群 馬:産泰神社
●東 京:富岡八幡宮
●三 重:春日神社
●大 阪:住吉大社
●兵 庫:伊弉諾神宮
●奈 良:春日大社
●和歌山:高原熊野神社
●島 根:美保神社
●広 島:亀山神社
●山 口:温見神社
●香 川:白鳥神社
●徳 島:大麻比古神社
●宮 崎:宮崎神宮
●熊 本:若宮神社
●長 崎:諫早神社
●沖 縄:波上宮

以上が、「今月9月に行くべき神社」でございます。こちらも、ぜひご参拝ください。

image by: Shutterstock

 

開運神社ナビゲーター®西邑清志の「今を生きる為の神道的作法」』より一部抜粋

著者/西邑清志
開運神社ナビゲーター西邑清志が、日本の神様の基礎知識から神社参拝の礼法と由来、目的別に今参拝するべき神様と神社について毎週お届けします。
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