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10月21日はハレー彗星の置き土産、オリオン座流星群を眺めよう

10月21日に極大を迎えるオリオン座流星群。多いときには5分で1個程度の流星が見られるそうなので、お天気を期待したいところですね。今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では著者の須田將昭さんが、そのオリオン座流星群を見るためのポイントを紹介しています。

オリオン座流星群に備えよう

ちょっと気がはやいのですが、今月21日に活動が極大を迎えるオリオン座流星群についてご紹介しましょう。

流星は、宇宙空間に漂う「チリ」が地球の引力に引かれ、大気中で燃え上がることで見える現象です。その「チリ」のたくさんある場所というのがあって、そのあたりに地球が近づくと、一定の方向からたくさん流星が見えるようになります。それぞれその方向に見える星座の名前をつけて「○○座流星群」と呼んでいます。毎年、夏のペルセウス座流星群、冬のふたご座流星群はテレビのニュースでも話題になりますね。

今回ご紹介するのはオリオン座流星群です。ペルセウス座…と言われて、すぐにどんな星の並びか思い浮かべられる人はそんなに多くないかもしれません。でも、オリオン座は、おそらくほとんどの人が知っているはず。明るい星がわかりやすい形を作っていますから,すぐに見つけられるはずです。そういう意味で見やすい流星群と言えます。

この流星群は、あのハレー彗星を母天体としています。つまりハレー彗星が置いていったチリがもとだということです。

今週21日の20時ごろが予想極大時刻なのですが、実際にオリオン座が見えやすくなるのはもう少し後の時間。深夜から明け方にかけてが見頃と言えるでしょう。月は前日に新月を迎えたばかりで、流星観測の好条件です。

前後45日はよく見えると思われますので、ぜひ、空の暗いところで、オリオン座の方向を観察してみてください。多いときには1時間に15個程度は見られるとされていますが、これだと4、5分に1個は見られる計算です。極大ほどではないにしても、10分、15分、20分、とじっと見ていれば、1個、2個の流星は見られてもおかしくありません。

秋の夜はかなり冷え込みますので、防寒対策はしっかりと。みなさんの願い事を流星が聞き入れてくれますように…。

ちょっと早めに書いたのは、みなさんが「よし、どこでみるといいかな」という場所を探す時間を確保してもらうためです。

オリオン座が上がってくるのは東の方向です。夜中から明け方にかけて、高度は上がりますが、東の空の見晴らしがいいところがベストです。できれば街明かりのない方向で見られるとさらにいいですね。

ただ…、私は過去、秋雨前線の影響やらなんやらで、まともにオリオン座流星群を見ていない気はするのですが…(と、意気消沈するようなことは言っちゃダメですね)。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 1日1粒!『幸せのタネ』 【発行周期】 日刊

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