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弱みは直さなくていい。大切なのは「最適環境」を見つけること

ビジネスの現場で特に重視される能力の一つに「コミュニケーション能力」が挙げられます。他者との対人関係を円滑に進めることは、ビジネスはもちろん日常生活でも重要なことですが「対人関係が苦手」という方も多く、対人能力を向上させる為のビジネス書やセミナーは枚挙に暇がありません。しかし、無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』の著者・音多さんは、「人間関係が煩わしいと思うなら、無理にそれを変える必要はない」と断言。自分のウィークポイントを「個性」と考えることで、より楽に成功に近づくことができると提案しています。

人間関係の最適環境を見つける

今日は人間関係のタネをお届けします♪

さて、まずは私自身の苦手な物の話しから§^。^§。こうして人間関係の話題と数百話も向き合っていると、日々自分自身の人間関係力のレベルをハッキリ認識せずにはいられないわけです。

正直私自身はこの「人間関係」こそが最も苦手な物と考えています。ゆえにメルマガを書く以前はあまり向き合う機会も無かったんですが、こうして日々ネタ探しをしているとそういうわけにも行きません(^_^メ)。結果として自分の人間関係力が弱いという自己評価を感じ得る事になり、その課題を克服する為に躍起になっていた時期もありました。

が、そんな時期を10年近く過ごした今ではこれを「課題」では無く「強み」と思うように変わって来たんですね。何故ならそのウィークポイントを自分自身の「個性」だと思えるようになったからです。

これをお読みになっている読者さんの中にも、人間関係が苦手と感じている人がいるかもしれません。しかしながらそうした苦手を克服するよりも、強みと思ってしまった方が楽に生きられます

人との付き合い方が上手く行かなくて、会話力やら雑談、コーチングなどを勉強する方もおられるでしょう。でも例えばボキャブラリーの数やそれによる会話の展開能力は正直子供の頃、しかも3歳未満に外部環境から受けた情報量によって決まってしまっているという部分が少なからずあります。

人との距離関係の測り方、会話能力も運動神経と同じようなもので、不向きな人がその力を延ばすには効率の良い専門的なトレーニングを長期間続けなければいけません。

我々はそうした先天的要因で向き不向きが決まっている場合が多いので、苦手は苦手と割り切り、人と関わるチームプレーより、個人プレーを重視して仕事を選んでしまった方が楽だったり、才能を発揮出来たりします。

とは言っても私自身、日々やらなければならない仕事は「営業」です(笑)。日に何十本も電話をし、多くの人に会いに行く仕事を十年以上しています。が、元来の性格は変わりません。基本的には自分一人で物事を進める職人的な仕事の方が向いているような気がします。よって私の場合は組織プレー的な営業はせず、あえて個人プレーが出来る環境を選んでいます

得意先様の協力のお陰で営業成績は数年トップを走っていますが、これは私が自分の特性を理解し個を生かせる環境を選んでいるから「たまたま」実現出来ているという事を理解しています。これを私はとてもラッキーだなと思います。組織に入れば同様の力を発揮出来ない事は自分で分っていますからね。

で、ここに人間関係のキーワードがあります。それは自分の「最適環境」をいかに引寄せるかという事。

世の中の環境指数を表す物に「不快指数」という物がありますが、自分のベストと感じられる温度設定以外、我々は簡単に不快感を感じてしまうものです。気温と湿度の上昇に伴って人はイライラが募り易く攻撃的になります。気候は種々人の肉体と精神衛生に大きな影響を及ぼします。同様に周囲の人間関係にも同じ事が言えます。我々が心身ともに自由を感じるのは、良い人間関係の環境下にある時です。

多くの人に囲まれていた方が安心できて力を発揮する人もいるでしょうし、私のように逆の事もあるでしょう。人間力をあえて強化する必要は無く、自分の特性に合った環境で活き活きすれば良いわけです。苦手は切り捨て、自分の強みを生かせる環境に身を置く事。富と成功を最速で手に入れるには、自分にとって都合の良い最適環境を見つけるか、もしくは自分で作ってしまうに限ります。

image by: Shutterstock

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【著者】 音多秀茂 【発行周期】 ほぼ 季刊

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