お値段も手頃で美味しくいただけるシシャモ。ただ焼くだけでも充分なのですが…、今回の無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』では著者でプロの料理人のgatugatu佐藤さんが、ガーリックと胡椒を利かせるレシピを紹介しています。
シシャモのガーリック焼
シシャモ。だだ焼くだけで旨い魚です。たまに喰いたくなります。国産のシシャモを扱ったことがありますが、特大のものになると20cmものデカさがあります。これは絶品の旨さでした。
が、今回扱うのは、安い外国人シシャモです。外国人シシャモは、干し魚臭さ、生臭さが強いです。臭すぎて、「消臭力」をぶっかけたくなります。
今回の料理は、ただ焼くだけのシシャモでは無く、にんにくといっしょに焼く、「ガーリック焼シシャモ」です。ニンニクと焼くと、生臭さが抑えられます。黒コショウをかけるので、ピリッとして酒のアテになります。
1つデメリットのある料理です。そこそこの量のニンニクを入れます。生臭さは、なくなりますが、ニンニク臭がします。岡山弁で言うと、「ぼっけェ! 臭せェー!」です。それでも、喰ってみたいあなたは、すぐに作り方見てください!
レシピ
【材料】
- シシャモ…大5本
- 生ニンニク…1かけ
- サラダ油…5cc
- コショウ…少々
(できれば荒挽き黒コショウ)
1.ニンニクは、天地を切り落とし皮を剥きます。
輪切りの2mm厚スライスにします。
2.フライパンを中火で熱します。
スライスニンニクを入れます。弱火にして1分ほど、炒めます。
3.シシャモを入れます。
盛り付けた時、上になる方から焼きます。
魚の盛り付けの基本は、頭が左です。古代日本では「左(ひだり)」を「日足り」とも書き、「明るい」⇒「善」⇒「吉方」という思想の原則から、縁起をかつぐ意味で、魚は頭を左に盛り付けるようになったそうです。ちなみに不祝儀の時は、右です。
4.2分焼いて、焼色がついたら裏返します。
反対面も同じように焼きます。小さくて薄い魚ですが、子(卵)に熱が通るまでは、時間かかります。最低、両面2分づつは焼いて下さい。
5.焼けたら、お皿に盛り付け、にんにくもぶちまけてコショウをふって完成です!
カリカリに焼けたニンニクチップといっしょに喰って下さい!
平凡な焼シシャモに飽きたら、作ってみて下さい!