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なぜ「グラドル自画撮り部」は素人営業の極意と言い切れるのか?

Twitterで「グラドル自画撮り部」という画期的なプロジェクトが解禁されたことをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。グラビアアイドルが自撮り画像を投稿する、というだけの内容なのですが、これが画期的とされている理由は何でしょうか。無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の著者で繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんは、素人ゆえ、ネットゆえにできる「新手の営業方法」として、このプロジェクトを高く評価しています。

「グラドル自画撮り部」に学ぶ、素人営業の極意

グラドル自画撮り部」をご存知でしょうか? グラビアアイドルが、スマホで撮った自身の写真を共用のツイッターに投稿するプロジェクトです。

芸能界でも把握できないほどの数が存在するグラビアアイドル。売れているのはほんのコンマ数%です。そこまで登り詰めるためには、「努力」などという軽い言葉では言い表せないほどの熱き戦いがあります。

素材の良さも当然武器とはなりますが、グラビアの魅力はそこだけではありません。どれだけ美しく見せることができるか。どうすれば、可愛く見えるか。セクシーになるには、どうすれば良いのか。エロさを出すには何をすれば…。グラビアファンの男性が求めているのは、まさにそれなのです。

そこで、グラビアアイドルの激しいバトルが、繰り広げられることになります。バトルを制するための最大の戦術は、テレビや雑誌に出ること。しかし、容易ではないため、あの手この手、表から裏から、自身をアピールし続けるのです。

そんな戦いの中から、「グラドル自画撮り部」は生まれました。

ライバルを蹴落とし、自身が抜きん出ることしか考えていなかったのですが、組織力を持たない者には限界があります。そこで、戦略を変えて、共闘作戦に出たのです。「グラドル自画撮り部」という、注目されやすいプロジェクトを立ち上げたのです。多数のグラビアアイドルが、ひとつのツイッターに集結し、自らをアピールする機会を作ったのです。

無名のグラビアアイドルが、ツイッター、フェイスブック、ブログをやっていたところで、誰にも気づかれません。しかし、「自画撮り部」に写真を載せていれば、見てもらえる知ってもらえる可能性は格段に高くなります。多くの男性が頻繁に見ているので、さまざまなアプローチを試すこともできます。

また、自画撮りなので、「エロ」も「セクシー」も「可愛い」も、思いのまま披露することができます。その度に反応を見ることができ、進むべき方向もわかってくるのです。

素人がひとりで黙々と営業をしていても、実りは少ないもの。営業のチャンスさえ、与えてもらえません。その点、「グラドル自画撮り部」は、男性を集める努力を必要とせず、大勢集まっている場所にいきなり出て行くことができるので、後は自身の魅力をどう見せるかだけなのです。

注力すべきことが、単純明快でなのです。

さらに自画撮りには、男性を喜ばせる要素が含まれています。素人がスマホで気軽に撮影するので、場所や衣装にプロの視点がありません。自宅や控え室、買い物や食事場所など、プライベートが写し出されます。男性は、そんなところにも惹かれてしまうものです。プロなら絶対に撮らない写真が見られるのです。

また、自身の好みの水着や下着を身につけるので、テレビ・雑誌では見られない魅力を見つけることもできます。中には、ネットの世界ということで、大胆なポーズを披露する女性もいます。悲しいかな、男性のスケベ心は、そんな女性に惹かれてしまうものです。素人ゆえ、ネットゆえにできる、新手の営業方法なのです。

プロの戦略に慣れてしまった人びとには、非常に新鮮なのではないでしょうか。

image by: Twitter(@【公式】#グラドル自画撮り部)

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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