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立派な病気「スマホ中毒」から子供を守るため親が今すぐすべき事

子供達とスマホやパソコンとの付き合わせ方は、まず最初にそれらを買い与える親の「意識」をしっかり固めておかないと後悔することになるかもしれません。昨今、全世界規模で騒がれている「スマホ中毒」について、しっかり考えていますか?今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、そんな「スマホ中毒」について実体験を元に考察しています。

スマホ中毒

さて、本日は最近現れた中毒症状のお話

中学や高校になって、スマホやパソコンを買い与えたご家庭も多いと思います。その後、お子さんとスマホの関係はどうでしょうか?

最近は、

が社会的…世界的な問題になっています。LINEやらインスタやらが気になって片時もスマホから手が離せなくなることです。離せないどころではなく

ホントにものすごいことになってきているんですね。しかも、日本だけではなく、他のアジアの国やアメリカヨーロッパなどでも同じようです。

そうすると、親のしつけの問題とか社会のあり方とかカンケーないことになりますよね親のしつけ方やその厳しさなどは、国によって大きく異なるはずなのに、一様にスマホ中毒患者を生んでいるわけですからね。なので、「私のしつけが悪かったのかな…」と

真面目な気質の日本人の親は、いかにもこういう自罰的なことを考えそうですが、それは誤解です。

中毒性があるということは

ということです。そして、ひとたび中毒になれば

ということでもあるのです。アルコールやギャンブルなど、大人の世界の中毒と同じですよね。しかるべき医者や更正施設のサポートを受けて何年もかけて治すのです。

そしておそらく

のではないかと思います。アルコールやギャンブルなどメジャーな依存症にも「なりやすい」体質があることが知られていますから。

そうだとすると、いかに中毒を予防するのかということがとても重要なんだということです。中毒になった後ここから抜け出すのは非常にタイヘンなんですから。

中毒は、もともと習慣それ自体のことです。習慣によってその行為を止められなくなってしまうことをいうのですから、止めるためのブレーキを持っている必要があるんです。そう、つまり暴走を防ぐための

ということです。たとえば

などなど。具体的なルールはご家庭の事情に基づいて決めてください。そして理想のタイミングは

ということです。使い始める前にルールを決めないとダメなんですよ。だって「ブレーキ」だから。暴走してからブレーキを踏んでももうカンタンには止まらないんです。初めて使うときにブレーキがなくちゃならないんです。

使い始めてしまってからブレーキを装備する場合には

で臨みましょう。モメたとしてもブレーキがないより数倍マシですから、是非装備して欲しいんです。

もうひとつが

ということです。たとえば

こんな感じです。「手書きなんて結構効きそうだと思うんですが(*´∀`*)、どうでしょうか。

おそらく親側にすると、

こんな気持ちがあって、

みたいなスタートになっているんじゃないかと思います。ですが、繰り返すようにスマホには中毒性があるのです。自制心の低い子供にとってはその中毒性に打ち克つのは並大抵ではないんですよ。なので、是非持たせると同時にルールを決めておいて欲しいんです。

また、このルールを破った場合の

ことです。そして、万一破った場合には

ことです。ルールと罰はセットです。そしてキチンと行われない罰は百害あって一利もありません。キチンと行われない場合

と子供に悪い味をしめさせるだけですから。こういうとこ、ホントに子供はよく見ているし抜け目がないですよね。特に一発目が重要ですよ。

我が家でも、初めに明確なルールを設定しなかったためあんまりいい関係が築けませんでした。これからの時代にネットは必要不可欠のものであるため、余計に残念です。みなさんには是非その轍を踏んで欲しくないんです。

スマホやパソコンを与えてからそろそろ半年。よい関係が築けていなければ、一度話し合ってからルールを決めてみるといいのではないでしょうか。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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