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東京-NYは本当に遠い?世界の長時間フライトTOP5を調べてみた

日本国内の航空機の最長フライトは、全日空の札幌(新千歳)-沖縄(那覇)間1397マイル約4時間なのだそうですが、世界最長フライトはどことどこを結ぶ便かご存じでしょうか?日本から多くのお客様をお迎えしては「ニューヨークは遠い」と言われることをきっかけに、メルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者でNY在住20年、『NEW YORK ビズ!』CEOの高橋克明さんが、世界の長時間フライトを調べてみたようです。その結果は…世界はまだまだ広かったようです。

東京-ニューヨークは遠い?

ここ連日、日本からのお客様の対応に追われています。もちろん、クライアントであったり、昔からの知り合いであったり。最近多いのは、講演会等に来てくださった方々。そして、このメルマガの読者。

ニューヨークは日本の方にとって、死ぬまでに一度は行ってみたい街。きっかけさえあれば、行っておきたい場所。で、講演会やメルマガがきっかけになってくれたのなら、幸いです。「あ、あいつもいるしな!」と。

なので、読者の皆様もまだ来たことがない方はぜひ、お越しください。「メルマガ購読してまーす」と連絡をくれれば、空港までは迎えに行けないけど、マンハッタンで時間とります。お昼くらいご一緒しましょ。なんなら、ここの読者は編集部まで遊びに来ていただいてもOKです!ブログの読者です、って言われても無視するけど。

で、はじめてニューヨークに来られた方が口をそろえるのは、「遠いですね、ニューヨークって」。片道14時間。確かに、海外旅行と言えば、まずはハワイかソウル、台北か東南アジアが多い、日本人には「遠い方の海外」ではあると思います。

そう言う僕自身も、母国に出張するたびに遠いなぁ、と思います。あんまり近すぎると、帰ってきた!という感覚が薄れるから、それはそれでいいのかもしれないけれど。

地球の裏だから、遠いのは仕方がない。でも、出張のたび、マイルがたまり、結構な移動距離だなと思います。昨年、飛行機に乗った時間は300時間を超えました。絶対、人体にいい影響はないよね?

うちの社員も、年1回の帰省のたび、「もし、アタシが日本に暮らして、旅行好きのOLだったら、すでにこの10年で結構な数の国に旅行で行けていますよね」と言っています。今までの日本までの往復の時間と距離と旅費を考えれば、東南アジアや中国に何度も旅行に行けた、という理屈です。

で、この片道14時間という距離。世界的に本当にそこまで長いのか調べてみました。世界は広い。東京ーニューヨーク間なんて、全然、序の口でした。

たとえば、ニューヨーク発(実際はニュージャージーのニューアーク空港発)シンガポール行きのシンガポール航空便、航空時間は18時間30分。9534マイルのノンストップ便です。18時間半も、考えただけで、ゲンナリしますが、でも、実はシンガポール空港は世界でも有数の乗り心地抜群の飛行機だそうなので、思ったほど苦痛じゃないのかもしれません。

日本行きよりも4時間半ほど長いですが、今日時点での航空券代を調べたら、1600ドル(約17万円)と、日本行きとほぼ違いはありませんでした。

世界の航空路、飛行時間上位5位は?

旅行データ会社OAGによって計算された法定マイルで測定された飛行時間の長い上位5が以下です。

ニューヨーク発日本行き便の14時間はトップ20にも入っていませんでした。くどいようですが、世界は広い。母国に帰るのに、14時間はぜんぜん、遠くないみたいです。東京-ソウルは3時間弱?東京-ハワイは7時間?アメリカ人にとっちゃ、国内旅行だよ。

image by: shutterstock

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全米発刊邦字紙「NEWYORK BIZ」CEO 兼発行人。同時にプロインタビュアーとしてハリウッドスターをはじめ1000人のインタビュー記事を世に出す。メルマガでは毎週エキサイティングなNY生活やインタビューのウラ話などほかでは記事にできないイシューを届けてくれる。初の著書『武器は走りながら拾え!』が2019年11月11日に発売。

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【著者】 高橋克明 【月額】 初月無料!月額586円(税込) 【発行周期】 毎週水曜日

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